勉強や仕事だけでなく、
日々の片付けやお掃除などあなたはどのくらいの時間、
集中して続けられますか?
人の集中力は『15分』が一区切りとなっているそうです。
学生の頃、50分の授業をずっと集中して
聞いていられたことって一度もないなと、
個人差はもちろんあると思いますが、
『15分』と言われると納得できませんか?
ただ仕事での大事な会議や受験勉強など、
集中力をなんとか持続させて頑張りたいときもありますよね?
実は集中力の持続時間は年齢によっても異なるそうです。
その辺も解説しながら、
今日は集中力についてとことん掘り下げ、
維持する方法をお伝えしていきます。
目次
集中力が続かない…仕事が進まない時の対処法とは?
仕事をはやく片付けたいのに
集中力が続かずなかなか進まない…そんな時ありませんか?
特に在宅で仕事をされている方は、
誘惑や他に気を取られてしまう事が多いですよね。
そういう場合“小刻み集中法”という、
“キリの悪いところ”で一度作業から
手を離すことが効果的だとご存じでしたか?
私自身、記事を書く作業中にお昼寝中の息子(0歳)が起きたりすると、
「わー、キリの良いところまで書かせて~」なんて思うのですが、
実は“キリの悪いところ”で切り上げる方が仕事は効率的に進むそうなのです。
この“小刻み集中法”は数ある
集中力を持続する方法の中でもかなりおすすめです。
途中で手を止めることにより
「もう少し書きたかった…」という気持ちが生まれますよね。
そうすると休憩していても、
仕事へのモチベーションが保たれたままになるのです。
途中で手を離すことによって
、無意識のうちに脳がやりかけの作業のことを考えてくれるため、
作業を再開したときにアイディアがたくさん浮かんでくるそうです。
なかなか仕事がはかどらない時は、
思い切って中途半端なところでやめてしまうと良いかもしれないですね。
集中力を持続させるために、
休憩をうまく利用してみましょう。
集中力がなかなか続かない勉強…自宅で簡単に出来る改善策!!
集中力を持続させて勉強をするための工夫は、
インターリーブ学習法です。
嫌いな教科や苦手な教科の勉強って
やる気も出ないしなかなか続かないですよね…。
インターリーブとは一度に複数の教科をランダムに勉強する方法で、
つい集中力が途切れてしまう苦手な教科も、
一つにしぼるより効果的な学習法といま話題の勉強方法です。
また、自宅での勉強は、
調べもののために携帯を触りそのまま関係ないSNSなど見てしまう、
集中力を上げるためとつい甘いものを食べてしまう(私だけですか?)など
、誘惑が多くはかどらないですよね。
そんなときは勉強スペースをきれいにすることをおすすめします。
勉強する場所はどこでもいいのです。
机なら机、床なら床でも、
目の前に勉強に関係のないものを置かないということが大事です。
関係のないものが目に入ることで
視覚に刺激を受け集中力が途切れてしまうことに繋がるので、
勉強をするときには一度関係のないものを避けておくようにしましょう。
こどもの集中力が続かない原因と対処法を解説します!!
うちの子、集中力がなくて心配…という
親御さんは多いのではないでしょうか?
こどもは大人よりも好奇心が強いため、
音や動くものなど周りの環境に敏感に反応します。
そのため『気が散る』状態が多いのです。
また睡眠時間や食事なども
こどもの集中力を保つことに大きく影響します。
こどもの集中できる時間は、
幼児は『年齢+1分』、小学生で『15分』、
中学生で『30分』と言われています。
更に、集中できる脳のピークは『15分』で
波がくるためずっと集中し続けることは難しいのです。
ですが、こどもの集中力も
トレーニングで改善がみられることが分かっています。
子育て初心者の私は「知育」という言葉に弱く、
つい知育おもちゃが良いんだという気持ちでいたのですが、
よくある遊びで集中力のトレーニングはできるそうです。
例えば、ジグソーパズルです。
細かいピースで難しいものから、
赤ちゃん用の大きくて簡単なものまで種類が豊富です。
形を当てはめるために手や頭を使うこと、
完成した時の達成感により、
こどものやる気を養うことができます。
オセロなどのボードゲームは先読みをする力も得られますし、
親やおともだちと一緒に遊べることが子供にとっても良い刺激になります。
他にも、積み木やけん玉など
昔ながらの遊びも集中力アップにつながります。
公園など外で体を動かすことも、
集中力を高めることにつながるので
積極的に外で遊ぶようにするのもいいですね。
知育おもちゃに頼らずとも、
いろいろな遊びを経験させることが、
こどもの脳の成長に良く集中力を上げることに繋がりそうですね。
集中力を持続するためにはスポーツが効果的⁉
運動をすることは、
じっと座っているよりも集中力や注意力が向上します。
体を動かすことで、
集中力に必要な神経細胞が活性化されます。
試験の前に軽く運動をしたこどもと、
じっと座っていたこどもでは、
運動していたこどもの方がより優れた集中力を
発揮できたという実験結果もあるほどです。
そのため、脳科学者の方々は、
座学よりも体育や休み時間を充実させて
こどものうちから体を動かすことをすすめているそうです。
大人でもじっと座っていると
なんだかボーっとしてきたりして、
ぐぐーっと体を伸ばしたりしたくなります。
集中力を高めるためには
からだを動かすと良いというのはとても納得できますよね。
まとめ
集中力は幼児で『年齢+1』小学生で『15分』
中学生で『30分』と年齢につれ少しずつ伸びますが、
集中力の波は『15分』がピークです。
やはりずっと集中して同じことをし続けるのは
大人でも難しいですよね。
仕事で集中力が続かない時の対処法としては“小刻み集中法”で、
集中力が途切れる前に一度キリが悪いところで作業をやめてみましょう。
勉強をするときは目の前に勉強に関係のないものを置かず、
短い時間で一度に複数の教科を勉強する“インターリーブ学習法”がおすすめです。
どうしても集中力が途切れてしまうときは、
軽い体操やストレッチで体を使うと脳が活性化されるので
より集中して作業に取り掛かれるようになります。
どれも簡単に実行できる対処法になっているので、
行き詰ったときはぜひ試してみてください。