髪の静電気を防止する方法は?ポイント知って対策を練ろう!

髪の静電気を防止する方法の鍵となるのは、乾燥と湿度と摩擦です。

①室内にいる場合は、加湿器を使って適度な湿度を保つ
特に乾燥しやすい冬場の暖房は、空気を乾燥させます。
加湿器がない場合は、きれいなタオルに水分を含ませてハンガーにかけておきましょう。

②洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントは、洗い流すものよりも保湿成分が髪に留まりやすく、
より長く静電気や外部ダメージから髪を守ってくれます。
髪の静電気には、保湿系のシャンプーも効果的なので合わせて使いましょう。

③ドライヤーの種類とかけ方
髪の毛の静電気には、マイナスイオンドライヤーを使うと良いですよ。
マイナスイオンは、水分を浸透・保持して髪の乾燥を防いでくれる頼もしい存在です。
値段がちょっと高くても、しっかりマイナスイオンを出してくれるドライヤーを選んでくださいね。

ドライヤーのかけ方にもポイントがあります。
最初に、髪の根元からドライヤーでよく乾かすこと。


その後、頭の上から下に向かってドライヤーをかけること。

この二つのポイントを基本に、髪は濡らした部分を残さず乾かしてくださいね。
ダメージヘアにしないためにも、しっかりケアしましょう。

他にも、静電気が起きやすい化学繊維やウールを使った洋服を避けるなど
摩擦による静電気の発生を防ぐことも大事です。

恐らくここまでのことなら、試したことがある方は多いのではないでしょうか。

では、ここからはもう少し具体的に静電気を防止・除去するための解決法をご紹介していきましょう。

目次

髪が静電気でぺったんこになるのはなぜ?静電気が起きる原因って何なの?

髪が静電気でパサパサになって広がる方もいれば、ぺったんこになる方もいますよね。
そもそも、なぜ広がらずぺったんこになるんでしょう?

静電気は微弱な電気の一種で、普段はこの電気のプラスとマイナスの均衡が取れていますが
このバランスが偏ることで静電気が起こります。

静電気は性質上、引き合うか反発するかのどちらかなので
引き合うとぺったんこ、反発すれば広がるという状態になるという訳だったんですね。

すごくざっくばらんに説明しましたが、結局のところ静電気をどうにかしないと
髪はぺったんこになるか広がるかの運命・・・
そこで、すぐにでも始められる防止策をひとつ。

「水分を摂ること」です。

髪の静電気がひどい時、実は体内の水分不足も影響しているとも言われています。
体内の水分量が少ないと、肌や頭皮が乾燥して静電気が起きやすくなるんだとか。

普段あまり水分を摂らないでいると、帯電しやすくなるそうです。
つまり、小まめな水分補給をすれば静電気を防止できる!わけですね。

特に冬場は、暖房や厚着で知らず知らずのうちに汗をかいてることも多々あります。

室内外の空気や髪だけでなく、体の乾燥もケアして静電気防止に努めましょう

髪の静電気防止スプレーは手作りできる?!どんなもので作れるの?

静電気防止スプレーは、手軽に作ることも可能です。

静電気防止スプレーの作り方

<用意するもの>
・グリセリン 5ml
・水 100ml
・スプレーボトル

スプレーボトルにグリセリンを入れて、良く振って混ぜます。

グリセリンは水よりも重いので、作る時使うたびによく振ってください。
そして、グリセリンは合成のものではなく天然100%のものを使うこと。

天然のグリセリンは、化粧水などにも使われていて肌に直接つけても安心なものです。
衣服にはもちろん、肌や髪に直接スプレーしても大丈夫です。

グリセリンは、無色無臭なので香水や衣服の香りなどの邪魔にならないのも良いですね。

香りないのは味気ないなーというのであれば、グリセリンで作った静電気防止スプレーに
アロマオイルを少量足して、香りづけすることもできます。

ただし、アロマオイルは衣服についた時シミになる可能性があるので
使うアロマオイルの種類やスプレーの仕方には注意してくださいね。

消費期限の目安は、大体5日前後。
作ったら、早めに使い切ることをおすすめします。

市販の静電気防止スプレーは十分効果的ですが、
手作りの利点は好きな香りを足せたり量を調節できるところです。

わざわざ買いに行かずとも、材料さえあればいつでも作れる手軽さがいいですね。
安心・簡単・安い・アレンジ&効果ありの五拍子揃っているので、作って損はないですよ。

髪の静電気除去グッズって何があるの?すぐにでも取り入れやすいものは?

・静電気除去ヘアゴム、シュシュ
・静電気除去ブラシ
・静電気除去アクセサリー(ネックレス、指輪、腕輪など)
・天然シルクのナイトキャップ

などなど、少し探すだけでも静電気を除去してくれるグッズは色々あります。

髪に直接つけるものでなくても、キーホルダーや静電気除去シートなど
携帯するだけ触るだけで静電気を取り除けるのは便利です。

寝ている間のケアもしたいなら、ナイトキャップだけでなく毛布や布団もあります。
静電気を防止する下着や靴などもあるので、種類はかなり幅広いですね。

最近の静電気除去・防止グッズは、
あからさまに「静電気除去してます!」というような激しい主張のものは少ないので、
お洒落もしつつ静電気も除去できるという一石二鳥の優れものばかりです。

さりげなく携帯できるものが一つ二つあると、
TPOを気にすることもなく静電気に悩まされずに済みそうですね。

髪の静電気はドラッグストアで解決?!静電気を抑えるアイテムはこれだ!

髪の静電気には、ヘアオイルやヘアスプレーが効果を発揮します。

今やドラッグストアには食品から生活用品まで何でも揃っていますが、
静電気を防止するヘアケア製品もたくさん置いてあります。

その種類の多様さに、もうドラッグストアに行くだけで解決する
と言っても過言ではありません。

そこで筆者の独断と偏見にはなりますが、ドラッグストアに置いてある
使って良かったものをご紹介します。

ヘアスプレーなら、レディース・メンズ問わず「リーゼブラッシングケア」
値段も手ごろで香りもよく、スプレーするだけの簡単ケアができます。

ポケットサイズのものがあるので、携帯にも便利です。

ヘアオイルなら、「大島椿」がおすすめですよ。
このヘアオイルを塗るだけで、トリートメントいらずという口コミもある程です。

実際、使い心地はしっとりしていて、つけた途端ヘアオイルが
髪に吸い込まれていくような浸透力があります。

こちらは、髪だけでなく顔や手などにも付けられる万能オイルでかなり重宝できます。

髪の静電気には、クリームも効果的です。
が、個人的にはクリームよりオイルの方がベタつきも少なくさらっとしていて
使い勝手が良いように思います。

ここは好みの問題かもしれないですね。

応急処置として、ハンドクリームも静電気防止に役立ちます。

あくまでも髪につけるクリームではなくハンドクリームなので、
多少べたつきが残り香りもまさにそのものですが十分使えます。

ハンドクリームなら、ヘアオイルに比べて常備してる人は多いですよね。
静電気が発生して他に防止するものが場合は、つける量だけ気を付けて試してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

さっとご紹介しましたが、どうしても髪の静電気が解消されない時は
美容院を訪れてみるのもいいですよ。

美容院にいる方々は髪のスペシャリストですので、
今の自分の髪がどういう状態なのか、ケアはどうしたらいいのかなどなど
きっと良い助言がもらえるはずです。

筆者も、美容院の方と話す中でダメージヘアが静電気が起きやすくなることや
逆に静電気が良く起きることでダメージヘアになってしまうことを知りました。

それからは、あまり気にしていなかった髪のケアも気を付けるようになり
静電気が猛威を振るう乾燥シーズンはなるべくヘアオイルなどをつけています。

今はたくさんの静電気防止グッズもありますし、
髪をケアすることでお洒落にも磨きがかかってきっと楽しい気分になれます。

ちょっとしたひと工夫が静電気を防止できるので、じゃんじゃん取り入れてくださいね。