服などを洗濯をしたときに、
白いほこりのようなものがついていたという経験はありませんか?
私は洗濯に無知な頃は、洗濯してキレイなはずなのに、
なんか汚いという気持ちになったことがよくありました。
この白いもの、何なのでしょうか?
実は、洗濯したものの繊維のことが多いんですよ。
今回はそんな洗濯物につく白いものの正体と対策について紹介します。
目次
洗濯したら白い毛玉が多くなった気がするけど…?
まず、一番身近な部分から見ていこうと思います。
洋服や靴下など、何度も着用するうちに、毛玉だらけになることがありませんか?
毛玉ができる原因は劣化のせいでもありますが、実は洗濯の仕方にも原因があるんです。
私は想像したこともありませんでしたが、理由を知って、確かにそうだなと思いました。
毛玉は細かい繊維が絡まり合って玉のようになった状態です。
着用していて、こすれ合うことが多い部分は特に毛玉になりやすいですよね?
つまり、摩擦によって発生します。
洗濯は衣類同士が絡み合ったりして摩擦が生じやすいので、
毛玉もできやすくなります。
特に、白と黒など、別の色同士を一緒に洗濯した場合にできた毛玉は、
実際の衣類の色と毛玉の色が違うこともあり、目立ちます。
毛玉にまでならなくても洗濯をすると白いケバケバがついたりと、
他の洗濯物の影響を受けることは多くあります。
これを予防するためにできることは、
まず、同じ色のもの同士でのみ、洗濯をすることです。
でも、洗濯って量が難しいし、水の無駄になる気がして、
まとめて洗濯したいと思う人も多いと思います。
どうしても別にできない場合は、ネットを使用しましょう。
できればそれぞれとネットに入れた方が、摩擦も少なく良いのですが、
それもなかなか大変なので、同じ色や繊維の質で分けましょう。
1回の洗濯で多くを一緒に回してしまうのも、
摩擦を大きくしてしまうので、できれば余裕のある量で回すのがベストです。
私は絶対に色うつりしては困るものから、優先順位を決めてネットに入れています。
靴下なんかは全部まとめて一つのネットですね。
洗濯すると白いほこりのようなものも付く理由は?
洗濯が終わり干す際などに、白いほこりのような汚れに気付くことはありませんか?
たとえば、洗濯物に白い線のように、しわになった部分に溜まっていたりします。
このほこりもどこから来るのかといえば、洗濯物そのものなんです。
衣類自体に付いたほこりや、繊維の破片など、見た目はきれいでも、
ほこりの元になるものは結構多くあり、
それが浮いて集まって、一か所に溜まるわけです。
黒い服などはやはり目立つので悩むことも多いですよね。
カーペットなど、大物を洗濯しても避けられない部分です。
これを予防するのは難しいですが、溜まるなら目立たない所の方が良いですよね。
実際に着るときにその部分が内側に隠れるように、裏返して洗濯しましょう。
さらにネットに入れると、他からの影響を減らすことができるので、もっと良いです。
また、洗濯物に粉が残ることに悩む方も多いと思います。
予防としては、まず水の量に対し、洗剤も適正量をしようすることが大切です。
キレイにするためには、多めに入れた方が良いと思っている方もいるようですが、
水の量に対して多く入れても効果は変わりません。
逆に泡があふれ出すこともありますし、
溶け残って再度洗うとなると水の無駄にもなります。
きちんと表示を確認して、使用量を守るようにしましょう。
洗濯機によって使い方は異なりますが、冷たい水だと溶けにくいので、
冬場などは、お風呂の残り湯を利用したりしてぬるま湯にしたり、
あらかじめ水に溶いてから入れるという手もあります。
手洗いするものには粉洗剤が便利ですが、
洗濯機のみなら、思い切って液体洗剤に切り替えるという選択もありますよね。
我が家は今の洗濯機にしてから、ずっと液体洗剤ですが、
溶け残りの悩みがなくなったので、もう粉には戻れないですね。
手洗いは、別に用意している洗濯石鹸を使用しています。
洗濯すると白いカスがつくのは液体洗剤のせい?
そして、洗濯機に白いクズが残っていることもありますよね。
洗濯ゴミ受けに入らず、排水もされなかったゴミや、
ほこりもありますし、洗剤カスだったりもします。
これを放置して使い続けると洗濯で白いものがつくという事態になります。
洗濯機の白いゴミはまず、ゴミ受けをきちんと掃除することと、
洗濯漕自体のの掃除を定期的にする必要があります。
粉の洗剤は溶け残りやすいイメージがありますが、
この洗剤カスは液体洗剤の方が多く溜まり、洗濯漕の裏側に潜んでいます。
よく見ると、水分を失って固まった洗剤や柔軟剤だと分かる気がしませんか?
これを栄養にして、カビなどが繁殖することも多いので、
洗剤カスなど軽い汚れのうちに、
洗濯漕クリーナーを使用したりして対処するようにしましょう。
月に1度は行うことを大体のメーカーで推奨しています。
洗濯漕には菌も居ますし、洗濯漕の掃除にはいろんな意味でメリットがあります。
洗濯でついた白い粉の取り方でおすすめなのは?
予防しても実際に洗濯物についた白い粉やごみをそのままにはできないですよね。
でも、手ではなかなか取れませんし、ため息が出てくるくらい落ち込みませんか?
私は見つけた瞬間にイラっとしますが、半分諦めて行動します。
これは、乾いてから粘着テープをペタペタしたり、
衣類用のブラシをかけると、ある程度は落とすことができます。
濡れている状態だと取れにくいので、必ず乾いてからにしましょう。
それでも、細かい繊維の間に、さらに細かい繊維が入り込むような場合も多く、
白く筋のように目立って取れなかったりすることは多くあります。
それは劣化の一つと捉えて、諦めるしかありません。
また、汚れが「ついた」と思っていても、
よく見ると「色落ちした」ということに気付くこともあります。
デニムなど、本当に色の濃いものは、折れ目の部分から色落ちし、
白っぽく見えることがあります。それが味だから良いと感じる人も多いですが、
これも裏返しにして洗濯することで軽減することができますよ。
まとめ
洗濯物についてしまう白い汚れたちは、
ある程度は洗濯の仕方や、洗濯機の使い方で軽減することもできます。
また、同じ洗い方でも、洗濯機の種類によって、
この汚れのつき具合も違うという話もあります。
衣類は消耗品ですので、ある程度の劣化は仕方がないですが、
できるだけ長く大切に使用したいですよね。
自分の使用している洗濯機の特徴と、
普段洗濯するものの性質を考えて上手く対処していきましょう。