鳥は飼うのが難しい??文鳥の雛の餌ってどうしたらいいの!?

文鳥ってとってもかわいいですよね。
まんまるのフォルムにぴょこぴょこ跳ねる歩き方。

見てるだけで癒されます。
成鳥から飼っても十分なんですが、
雛鳥の時から育ててみるとかわいさが倍増しますよ。

今回はそんな文鳥を雛から育てるときの餌のやり方や、
その他文鳥の雛を育てるにあたって
気を付けるべき保温の方法やゲージの選び方などをご紹介します。

目次

文鳥の雛のケージはどんなものがいいの

まず最初に、雛文鳥を迎えるにあたって
一番大切なのがゲージ選びです。

文鳥の雛のゲージはプラスチックケースや
水槽のようなひっかかりのないものがよいです。

ネットなどに雛専用の飼育セットなども売られているので
そちらを購入するのもいいでしょう。

文鳥の雛は、まだ止まり木にとまることも
ましてや、自分の羽で飛ぶこともまだできません。

成鳥用のゲージに移動するのは、
文鳥の雛が自分で飛べるようになり、
水槽から頻繁に脱走するようになってからで十分ですよ。

文鳥の挿し餌のコツを紹介!

文鳥の雛は挿し餌をしてあげます。

挿し餌とは、まだ自分で穀物の皮を剥けない
雛文鳥のために専用の器具で食べさせてあげることです。

文鳥の挿し餌は1日2回(朝晩)行います。
挿し餌のコツを2つ紹介したいと思います。

➀挿し餌用の餌はその都度ふやかし、
ある程度冷めたもの食べさせてあげること。

熱すぎると雛鳥がやけどしてしまいますし、
冷めすぎると今度は餌が固くなってしまい食べにくくなります。

雛鳥はまだ挿し餌でしか餌を食べられないので、やけどしたり、
餌が食べにくくあまり食べられないとなるとすぐ弱ってしまいます。

温度が不安なときは一度雛文鳥を迎える前に
ペットショップなどで挿し餌の餌を触らせてもらうとよいですよ。

②雛鳥があけた口の奥まで挿し餌用の器具をいれて食べさせること。

本物の親鳥も、人間だったらおえってなるんじゃない?
と思うくらい奥にくちばしをいれ、餌を与えます。

慣れないうちは少し怖いですが
浅いところに餌を挿すほうが雛鳥は食べにくいです。

食べやすいように奥の方に餌を挿してあげましょう。
挿し餌をする時間は、迎えた雛鳥との大切なコミュニケーションです。

話しかけたり、撫でてあげたり、思いっきりかわいがりましょう。
それでも、文鳥の雛が挿し餌を食べないときはどうすればよいでしょうか。

文鳥の雛が餌を食べない理由で考えられるのが

お腹がすいてない

環境の変化に対応しきれてない

病気

になります。

➀②であれば自然と慣れて食べるようになってくれますが、
②の場合は病院で診てもらわないといけません。

様子を観察し、1日以上食べない場合は
文鳥を見てくれる動物病院へ連れていきましょう。

文鳥の挿し餌はいつまで続ければいいの

ここで気になるのが、
文鳥の挿し餌はいつまで続ければいいのか。

私の経験も踏まえて文鳥が挿し餌を卒業したエピソードを紹介します。
先ほども言った通り、文鳥の挿し餌は1日2回が目安です。

これは生後1か月くらいの文鳥の目安で、
それより幼い場合はもっと回数をあげなくてはいけません。

文鳥の挿し餌を仕事の時どうしようかと考えました。
仕事場に連れて行くわけにもいかないので、
お昼休みの時間に一回言えに帰って
挿し餌をして仕事に戻っていました。

でも毎日昼休みに家に帰るのは正直きつい・・・・・。
早く挿し餌を卒業できるように教えよう!

そう思い、ケージの中に粟穂をいれてつついて皮をむく練習をさせました。
粟穂とは、殻付きの粟がねこじゃらしみたいになった成鳥用の餌です。

朝いれた粟穂が、帰ってくる頃にはつつかれて
めちゃくちゃになっていることが2日続きました。

ここが文鳥の雛が一人餌を食べれるようになったタイミングかな。
と判断し、挿し餌を卒業させました。

大体の期間でいうと生後2ヵ月の半ばくらいでした。
文鳥の雛の成長はうれし、寂しですね。

挿し餌をもとめてピーピー鳴いてくれた姿が
見られなくなるのが寂しい複雑な瞬間です。

文鳥の雛の水はどうしたらいいの?

文鳥がお水を飲めるようになるのは
一人餌が食べれるようになるころです。

それまでは、挿し餌のときのふやかした粟の中から水分を摂取させます。
なので水分に関しては心配しなくてよさそうです。
でも、文鳥ってすごくきれい好きなんです。

水浴びが大好き!
真冬じゃなかったらケージの中に水浴び用の水をいれてあげましょう。

1日に3回くらい水浴びをする様子が見られますよ。
ただし、水は毎日変えてあげてくださいね。
飲み水と勘違いして飲んでお腹を壊したら大変です・・・・。

文鳥の雛の保温はいつまでしてあげたらいいの

文鳥の雛のお世話で一番大切なのは保温です。
温度と湿度の管理はきっちり行わないといけません。

では、文鳥の雛の温度はどのくらいに保ってあげたらいいのでしょうか。
室温は28~32度、湿度は60パーセントを目安にします。

お部屋の温度、湿度ではなく、
文鳥の雛のケージの中のことです。

いくら室温をあげてもケージの中が上がってなければ意味がありません。
なので、ケージの中に藁を敷きつめたり、
保温器を置いたりして調節してあげてください。

温湿度計はケージの中に入れてあげたほうが
中の温度の変化がわかりやすいですね。

保温と保湿は具体的にいつまでというのはあまりなく、
寒ければ温めてあげるし、
ムシムシしていたら除湿をしてあげまいといけません。

しいて言うなら、文鳥はもともと南国の鳥なので、
暑さよりは寒さに弱いので温めるほうを
しっかりしてあげたほうが良いですね。

まとめ

今回は、文鳥の雛のお世話の仕方についてご紹介しました。

文鳥の雛を迎えるイメージ、湧いてきましたか?
文鳥ってまあるくてとってもかわいいですよね。

懐いてくれると、
手の上でうとうと昼寝なんかもしてくれるんですよ。
雛から育てるとかわいさ倍増です。

しっかりお世話して、かわいがってあげてくださいね。