窓の結露がひどい時の対策法は?誰でもできる4つの方法とはいかに?!

結露が発生する前に、誰にでもできるおすすめの対策法は次の通りです。

①換気をする

室内に溜まった湿気は、結露に原因になります。

窓を開けて、湿気を外に逃がしましょう。
または、換気扇をつけてもOKです。

②室温を上げ過ぎない

外気との気温差があるほど、温められた室内の空気が
冷たい窓などに触れた時に結露になります。

③断熱シートを貼る

窓に断熱シートを窓に貼ると、その通り断熱してくれるため結露が防げます。
夏でも断熱シートを貼ると、冷房の効きが良くなります。

デザインも豊富なので、自分好みのものを選べば楽しみながらできる対策法です。

④暖房器具を見直す

ガス・石油ストーブやファンヒーターは、燃焼の時に水蒸気を発生させます。
そのため湿度が上がり、結露の原因となります。

排気を外に逃がすタイプであれば、ガスや石油の暖房でもOKです。
そうでないなら、エアコンやハロゲンヒーターなどの電気式の暖房が良いです。

ただ、買い替えともなるとお金がかかりますので、
個人的には先に他の対策を試して、ダメなら考えるくらいで良いと思います。

この中ならこまめな換気がおすすめです。
湿気を逃がせて、程よく気温も下がりますからね。

何より一番簡単です。

さて、代表的な4つの対策法をご紹介しましたが、
他にも結露に効果がある対策法があります。
ここからも、ぜひご覧になってくださいね。

目次

窓の結露を中性洗剤で防止できる?!どうして中性洗剤が効くの?

窓の結露は、中性洗剤で防止できます。

なぜ防止できるのかと言うと、
中性洗剤に含まれる界面活性剤の働きで
窓につく水分は水滴にならず、
薄い膜のように広がって乾燥しやすくなるからです。

それでは、中性洗剤で防止するやり方をご紹介しましょう。

<用意するもの>

・中性洗剤
・きれいな雑巾 1~2枚

①窓をきれいに拭いておく(結露している状態なら水分をしっかり取る)
②中性洗剤を原液のまま雑巾につけて、窓全体に薄くのばしていく

以上です。

中性洗剤は原液でなくても、薄めてもOKです。
体感としては、原液の方が効果の持ちが良いように感じました。

湿度の具合にもよりますが、一度行えば大体4~5日は大丈夫です。
界面活性剤の効果の働きは偉大ですね。

さらに、この窓の結露の対策と合わせて、
消毒用エタノールを使うのもおすすめです。

①で窓を拭く時に、消毒用エタノールを含ませた水に雑巾を浸し、絞り、拭くだけです。
これをすると、除菌できるので結露にはあるあるのカビ対策にもなります。

窓だけでなく、サッシも一緒に拭くとより良いですよ。
用意があれば、是非合わせて使ってくださいね。

窓に温風を当てると結露が取れる?!結露防止グッズのあれこれ

冬の場合、窓に温風は逆効果です。

窓に温風と聞くと乾くように思えますが、結露が発生する原因は温度差です。
冷たい窓に温風を当てては、常に温度差がある状態になってしまいます。

同じ風を当てるなら、サーキュレーターや扇風機をつかった送風にしましょう。
窓に向けて設置しておけば、窓付近の空気が循環されて結露が起こりにくくなります。

あとは、窓の結露防止や吸収シートなんてのもあります。

窓の結露防止シートは、100均ショップでも購入できます。

そのほとんどは使い捨てになってしまいますが、
よく言えば取り替えたい放題ということです。

季節に合わせたデザインも揃っているので、気軽なインテリア感覚で使っても良いですね。

他にも、ちょっと意外なグッズがあるんです。

窓の結露防止も兼ねた珪藻土の除湿剤です。

珪藻土はバスマットやコースターがよく知られていますが、
その特性を生かして除湿剤も作られているんです。

しかも、部屋の中に置くことを前提で考えられているので、
「これが除湿剤なの?」と言うくらいお洒落なんですよ。

ただ、この除湿剤だけでは結露を防ぎきるまではいきません。
他の結露対策や防止グッズと合わせて使うことをおすすめします。

余談ですが、車の窓に使う「ガラコ」はご存知ですか?
良く水をはじく塗るタイプの撥水剤です。

その効果に期待して、家の窓の結露対策にとガラコを塗った時の話です。

ガラコを塗ってしばらくしても、窓は曇っておらず遠目に結露していないように見えました。

しかし、よく見てみると無数の水滴が・・・
それは次第に、ドット柄のように窓を埋め尽くしていきました。

確実に、はじいてはいるんです。

撥水剤としてはしっかり機能しましたが、結露は「する」結果に終わりました。

あくまでも我が家での体験談なので、使い方によっては結露対策になるのかもしれません。
気になった方は窓の端の方に塗るなどして、プチお試ししてみてくださいね。

窓の結露に「超吸収スポンジ」が役立つ?!使い方は簡単?

「超吸収スポンジ」は、結露した窓のふき取りに大きな効果を発揮します。

水滴だらけの窓でもサッシでも、スポンジを当てて滑らせるだけで
見る見るうちにスポンジが吸い取ってきれいにしてくれます。

結露の量がすごいようであれば、雑巾で拭くよりも「超吸収スポンジ」を使うと楽です。
吸水力の差は段違いです。

保水力もあるので、こまめに絞らず使えるのも魅力ですね。

色々な対策をご案内しましたが、結露する時はしてしまいます。

結局のところ、最終的には拭き取るしかありません。

大掛かりなことを言えば、結露しにくい窓に変えるなどまだまだ方法はありますが
どんなことをしても「絶対に結露しない!」とは言い切れません。

ですので、同じ拭き取るのであれば楽な方がいいですよね。
そのための「超吸収スポンジ」という訳です。

もちろん、結露しないように対策できれば一番ですので
どうしても結露してしまった時の一つの手段として覚えておいてくださいね。

まとめ

実は、結露って怖いものって知っていますか?

結露は放置すると、カビやダニの発生源になります。
それは窓や壁だけに留まらず、家を傷めたり身体にも悪影響が出る場合があります。

「放っておけば乾くでしょ」くらいに思っていると、
痛いしっぺ返しを食らうかもしれません。
なるべく放置せず、しっかり対策することをおすすめします。

昔、我が家では夜の結露がとても多かったんです。

とはいえ、結露しないよう窓を開けて寝るわけにもいかない・・・
どうしようかと散々悩みました。

結果、窓の結露を防ぐためにカーテンを開け、換気扇を朝まで回すことにしました。

カーテンと窓の隙間の湿気が冷やされて結露ができていたようなので、これは正解でした。
換気扇のおかげもあってか、夜の結露はほぼなくなりました。

各ご家庭によって環境や条件は様々なので、
必ずしもどの対策がどこまで有効かはやってみないとわからないところもあります。

今回ご紹介した結露対策は、誰でも出来る簡単な方法ばかりです。
なんなら、全部の方法を合わせてもやってみても良いかもしれません。

ぜひ活用して、結露のない快適な生活を送ってくださいね。