実はキラキラネームは昔からあった?変わった名前の歴史を紹介

よく話題になる「キラキラネーム」が、どういうものか知っていますか?

一般的に漢字に普通とは違う読みを当てたり、
名前には相応しくない漢字を使った名前をいいます。

子供の名づけというのは、本当に難しいものですし、
それぞれの親の想いがあってつけているものだと思いますが、
世間では非難されることもありますね。

私も子供の名前が「キラキラではない」と言い切る自信が正直、ありません。

私自身が読みは普通だけど、響きが「キラキラなんじゃないか」という
意識の中で生きて来たので、正直、麻痺している部分もあります。

そんなキラキラネームですが、いつからあったのでしょうか?
かなり昔からあるいう話があります。

今回はその歴史を見ていきたいと思います。

キラキラネームの歴史は日本古来、教科書に載ってる時代から。

歴史の教科書に登場する人物の名前で
「絶対に読めない」という人はいませんでしたか?

キラキラネームの歴史は古く、歴史上の人物にも
それに当てはまるのではないかと思われる名前が存在します。

あまり有名ではありませんが、
(今は聖徳太子とは言わないと聞いてショックなんですが・・・)
あの聖徳太子のいとこで、
奥さんだった方の名前は菟道貝蛸皇女(うじのかいたこのひめみこ)という
すごい名前だったそうですよ。

かなりシーフードなイメージなのですが、乙姫様イメージとかでしょうか?

鎌倉時代にもキラキラネームがあったと証拠として「徒然草」の文中で、
兼好法師が「最近、名前に見慣れない漢字を使う風潮がある」と書いています。

しかも、そういう名前を付けるのは学のない者とさり気なく非難されています。

今とキラキラの差はあるとは思いますが、
当時でも、受け入れがたい名前があったということですよね。

江戸時代にもキラキラネームの存在に苦言を呈した人物がいます。
それは江戸時代の国学、文献学者である本居宣長です。

「珍しい字や読みをあて、非常に読みにくい名前」
「名前は読みやすい漢字で、訓がよく知られているものがよい」と言っています。

確かに、今の時代も一発で正しく読み書きできない名前が多いですよね。
いつの時代も、そういう問題はあったということになります。

ですが、意外だったのは「和子(かずこ)」という名前。

江戸時代にはキラキラネームの一つだったそうですよ。

きっと「わこ」ならキラキラには分類されないのでしょうが、
「和」は「かず」とは本来読まないそうです。

よく考えたら、確かにそうだな・・・と思ったのは、
「和」という字は「わ」や「なごむ」という読みで普段使うことがありますよね。

でも、「かず」という読みは名前以外で使うことはありますか?
ないと思いませんか?

今はこれを「かず」と読むことが普通になっていますが、
元々は容認できない読みだったみたいですね。

キラキラネームは昔から日本の体質的な問題だった?

日本の漢字とは、
元々は中国から入って来たものだということはご存知だと思います。

本来の読み方を「中国での読み方」とするならば、
日本語は独立した言語として成り立つことはなかったかもしれませんね?

漢字に日本人が新たな読み方を付けていくことで
日本の漢字は発展してきたと考えるならば、日本は元々、
「キラキラネーム」の生まれやすい環境ともいえるのではないでしょうか?

漢字に新たな読みをプラスするきっかとなるのが
ある意味で「キラキラネーム」なのかもしれません。

名前に限らず、難読漢字というものはありますし、
「どこからその漢字が出たの?」って思っても
それが「読み方」として成立しているのは事実ですもんね。

では、キラキラネームは昔、どんなのもがあったのでしょうか?

江戸時代にあったと言われる、
読めない名前=キラキラネームは
「元素」と書いて「はじめ」確かに元素=始まりにはなるけど・・・小さくない?

「凸」と書いて「たかし」高い山のイメージとかなんでしょうか?

「日露英仏」と書いて「ひろえ」
ロシア~イギリス~フランス~世界は広いよってことこと?

など、本当に今のキラキラネームと近い雰囲気の名前があります。

何せ、漢字それぞれが持つ意味ではなく、
イメージという部分が共通していますよね!?

「×」で「おさむ」って
どこから来たのか想像つかないですしそもそも漢字ではないのでは?

問題視されても仕方がないかな?と思う部分もありますし
江戸時代の文化の中で、この発想ができたというのも驚きだったりしますね。

キラキラネームについてある老人のコメントが話題に。

女の子の名前で「月」と書いて何と読むか分かりますか?

いろいろありますが、「るな」と読ませることが、
最近は「普通」になりつつあると感じます。

でも、実際に「普通」かといえば違いますよね。

ある90歳のおばあちゃんが、このキラキラネームについて
投稿したコメントが話題になっているのを知っていますか?

「90年生きてきて『月』を「るな」と読ませることを知らなかった」というもの。
しかも、その名前を付けた親たちのことを「博学」として語っています。

これ、結構考えてしまいませんか?

「月」は「つき・ゲツ」以外の読み方を知っている必要はないですよね。
というか、読み方としては正しくないわけです。

おばあちゃんがどういう思いでこのコメントをしたのかはわかりません。
でも、おばあちゃんに「自分は学がない」と思わせてしまうのは悲しいですよね。

それとも、江戸時代の「和」という字と同様に、
このおばあちゃんのような受け入れ方をする人が増え、
いずれは「月」も「るな」と読むのが普通となるのでしょうか?

私は「月=るな」程度では驚かない年代なのかもしれませんが
これから先、想像もつかないような
読み方の名前に出会うことはあるかもしれません。

子供自身がその名前を気に入れば良いのですが、
将来的な部分や、使いやすさも名前には必要だと思うことがあります。

私の名前は今でこそ、「普通」の名前ですが、
同級生には滅多にいない名前で、正直恥かしかったんですよ。

子供の頃はよく親に「~子」「~美」の名前が良かった!と言っていましたね。

今の時代の子供だったら、そんな思いはしなかったと思うんですが、
普通になってしまった今が、ちょっと不思議だったりします。

まとめ

キラキラネームはDQNネームとも言われるくらい非常識と感じる人が多いようです。

そのせいか、最近はちょっと古風な名前が流行っているともいいます。

でも、キラキラネームは今に始まったことではなく、
日本の歴史の一つのようなもので、
文化を発展させるために必要な過程でもあるのかもしれませんね。

子供に名前をつける時は、響きの良さも大切ですが
何より、名前に込める意味を重視するのが良いと思います。

たとえ、一見で読むことができなかったとしても
その名前に意味がちゃんと込められていれば、
自信を持って伝えられるのではないでしょうか。