朝起きたらまぶたが腫れてる。
しかもかゆみも…
こんな症状が出たら眼科へ行くべきですよね。
今回はまぶたの腫れや赤みの原因や対処法についてご紹介します。
目次
【まぶたのかゆみや赤い腫れの原因は?】
まぶたのかゆみや赤みなどの原因として考えられるものをご紹介します。
・乾燥
まぶたは目が乾燥するとかゆみが出ることがあります。
目が乾燥する理由は様々です。
季節的なものもありますし、
コンタクトレンズの使用方法なども原因となります。
目の乾燥は放っておけば、
慢性的になってしまうので、保湿が大切になってきます。
・結膜炎
結膜炎は白目と結膜と呼ばれるまぶたの裏側を覆っている
半透明な膜が充血して炎症を起こす病気です。
結膜炎になるとまぶたがかゆくなったり、
赤く腫れることがあります。
私も結膜炎になったことがあるのですが、
他には目やにが大量に出たり、
そのことによって目が開けられないなどの症状がありました。
結膜炎にも種類があり、症状や発症する期間などにも違いがあります。
・眼瞼炎(がんけんえん)
眼瞼炎とはまぶたの縁が炎症する病気です。
眼瞼炎の原因はウイルスの感染のほかに、
アレルギー性のものもあります。
皮膚症状が進行すると潰瘍形成を来たすこともあるので、
早めに診断が大切になります。
他の症状は涙の量が増えたり、
逆に減ったりすることもあり、
目に関する違和感を感じることが増えるでしょう。
・麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
麦粒腫というより物貰いという方がピンとくるでしょう。
まぶたの縁や内側にある皮脂腺に細菌が感染することで起こる病気です。
かゆみや腫れの症状以外に、
まばたきする際に痛みを感じるという症状がみられることもあります。
・霰粒腫(さんりゅうしゅ)
霰粒腫とはまぶたの裏側にしこりが出来る病気です。
初期症状は軽いものですが、徐々に炎症がひどくなる場合も。
放っておくと皮膚から肉芽種が出たり、
ひきつれが生じる場合もあります。
最悪の場合手術が必要になることもある病気です。
・皮膚トラブル
まぶたは顔の中でも皮膚が弱い場所でもあります。
例えば蚊やダニに刺されることでも腫れてしまうことが考えられます。
他にも合わない化粧品を使うとまぶたにかゆみが出たり、
カサカサしたりしてしまうことがあります。
ちょっとしたことでもかゆみが出たり、
腫れてしまう部分でもあるので、
改善するためにはまず原因を見極める必要があるのです。
【花粉症が原因でまぶたにかゆみがある??】
結膜炎の種類の1つとしてアレルギー性結膜炎というものがあります。
これは目の表面に花粉などのアレルゲンが付着することで起こります。
とくに春先に起こるなど季節が特定されているものは
季節性アレルギー性結膜炎と呼ばれ、
花粉症が原因と考えられます。
花粉症の症状は人によってかなり差がありますよね。
そのためまぶたのかゆみや腫れがひどく出る人もいれば、
全くでない人もいます。
また花粉症と一言で言っても、
色々な花粉が原因で花粉症の症状が出ます。
1年中を通して、症状が出ることがあるのです。
スギ花粉(1~5月)
ヒノキ花粉(3~5月)
カモガヤ花粉(5~7月)
ブタクサ花粉(8~10月)
ある時期だけまぶたの赤みや
かゆみを感じるのであれば花粉症が原因かもしれません。
心配であればアレルギー検査を受けてみるのも良いかもしれませんね。
【まぶたの湿疹やかゆみは何科を受診すべき?】
まぶたというと皮膚科を受診しようと考えるかもしれませんが、
原因を見てもらうとわかるように、
目にウイルスが感染することなどから
まぶたのかゆみや腫れが生じます。
そのため皮膚科ではなく、
眼科をまず受診することをおすすめします。
軽症であればたとえ皮膚科での症状であっても、
眼科でもしっかりと処置してくれます。
もし何科に行けばいいのか、
悩むようであれば病院に電話し、相談するのも良いでしょう。
まずはどのような症状が何日くらい続いているのかを伝え、
何かで受診すべきか相談してみましょう。
それから何科に行くか決めるのも良いですよね。
Tだし、まぶたのかゆみや赤み、
腫れなどは放っておくと、目を悪くしてしまうことも考えられます。
そのため、様子を見てからと軽視することはせず、
少しでも違和感を覚えたらすぐに病院に行くことをおすすめします。
すぐに受診すれば治る症状も、
放っておいて完治するまでに
時間がかかってしまったということも良くあることのようです。
【まとめ】
まぶたのかゆみや腫れなどの症状を感じた場合は眼科を受診すると良いでしょう。
まぶたは目にも関係します。
違和感を覚えたら、放っておくことはせず、
すぐに病院へ行くようにしましょう。
まぶたは皮膚が薄いため、すぐに赤くなったり、
腫れたりすることもあります。
普段から強く擦ったりすることはせず、
化粧品などを使う時も、注意しながら使用するようにしましょう。