最近増加している卒婚。
芸能人などが“卒婚”という言葉を用いたために、
多くの人が耳にするようになりましたよね。
でも実際に卒婚ってどんなものなのか、ご存知ですか?
卒婚、離婚、これらの違いはなんなのでしょうか?
今回は話題の卒婚についてご紹介します。
目次
【卒婚とは?家庭内卒婚と熟年離婚の違いは何?】
卒婚、離婚、別居など
夫婦生活や夫婦の関係には様々な形がある様になりました。
でも色々な呼び方はあるけど
実際には何が違うか わからないですよね。
卒婚は新しい夫婦のかたちと言われるのはご存知ですか?
卒婚=離婚と思っている人もいるようですが、そうではありません。
卒婚とはあくまでも婚姻関係は保ったままで、
夫婦関係を解消させるということです。
でもこの文章を見ると、
今度は卒婚と別居の違いが判らないですよね。
もちろん卒婚という道を選び、
別々に住むようになれば別居ですが、
卒婚は別居するのが絶対ではないのです。
卒婚後の夫婦の形は、各ご夫婦によって違います。
別々にすむということを選ぶ人もいれば、
一緒に住みながら卒婚という形を選ぶ人もいるのです。
最初にも言いましたが、卒婚は夫婦に新しい形なのです。
それは夫婦によって卒婚の決まりが違うため、
新しい形と言われているのでしょう。
また卒婚という形は旦那さんが定年後のご夫婦に多く見られるようです。
子供の手が離れて、自分の好きなことをしたい年齢ともいえるので、
卒婚をし、お互い干渉しない生活を送るのが楽なのかもしれませんね。
また卒婚の理由として同居している家族の介護というものもあります。
様々なる理由が卒婚を選ぶようになっているのですね。
【卒婚と家庭内別居の違いは何?】
先ほどは、卒婚、離婚、別居の違いについてお話しました。
では卒婚と家庭内別居の違いは何なのでしょうか?
卒婚と家庭内別居の1番の違いは
どういう思いでそのような状況になっているのかということです。
家庭内別居は離婚したいけど子供が小さい、
経済的な余裕がないなどの理由から
どうしても離婚できないという人がとる手段です。
家庭内離婚という言葉も聞きますが、
家庭内別居の大きな違いないといえるでしょう。
一方、卒婚は離婚したいという
感情までいかないご夫婦がとる手段といえます。
卒婚は子供が大きくなってから考えるものかもしれませんね。
【卒婚は40代も増えてる。離婚ではなく卒婚を選ぶ理由は?】
もともとは熟年夫婦に多くみられた卒婚。
しかし近年は40代のご夫婦にも卒婚を選ぶ人達が吸えているのです。
離婚ではなく卒婚を選ぶ理由は様々な手間を省くことが出来るからです。
離婚をするとなると紙一枚で済む問題ではなく、
様々なことを決めなくてはならず揉めるご夫婦も少なくありません。
例えば財産分与。
生活していくにはお金はとても大切なものですよね。
出来れば少しでも多く持っていたいとお互いに思うため、
離婚の際揉めてしまいなかなか離婚できない、なんてケースもあります。
しかし卒婚なら財産分与でもめる心配はいらないのです。
他にも離婚をする際は色々決めなくてはいけないこともありますが、
そういったことのほとんどを卒婚であれば省くことが出来るのです。
離婚をする際は疲れて精神的に病んでしまう人もいるそうですが、
卒婚であれば精神的な負担も減らすことができるのでしょうね。
また卒婚であれば住民票を移すなどの手間も省けます。
離婚の面倒なことを省けるのは嬉しいですよね。
実際に卒婚を40代でしなくても、
卒婚の準備を40代から始めるという人もいるそうです。
【卒婚時の生活費ってどうするべき?】
卒婚という形を取る上で気になるのが生活費。
卒婚には様々なメリットもあり、検討している人も多いようですが、
お互いの生活費をどうしているのか気になりますよね。
実際に卒婚した方の生活費がどうしているのか調べてみました。
卒婚は何度も言っていますが、
ご夫婦それぞれで卒婚時の過ごし方が違ってきます。
そのため生活費に関しても決まりはないようです。
それぞれが仕事をしているなら、
それぞれで生活費を支払っている場合もありますし、
卒婚前と変わりなくしているご夫婦もいます。
ただ卒婚を決めるうえで大事とされているのが、
生活費をどうするのかしっかり決めたうえで
卒婚という形をとるということです。
卒婚は離婚に比べると面倒なことも考えなくても済みますが、
お金のことに関してはしっかり決めておくということが大切となります。
とくに別々にすむのであれば生活費も2倍になる可能性もあります。
卒婚は養育費や慰謝料などは発生しないため、
生活費に関しては年収に関係しますよね。
そのためそういったことは揉めないためにも
事前に話合っておくようにしましょう。
実際に卒婚した人の意見を読んでみましたが、
卒婚するうえで必ず話し合っておかなくてはいけないこととして、
お金の問題をあげる人はほとんどでした。
卒婚後、将来的に円満離婚を望むのであれば、
生活費やお金に関してのことは
しっかり話し合っておいた方が良いのでしょう。
【まとめ】
卒婚についてご紹介しましたがいかがでしたか?
卒婚は他の夫婦の形よりもメリットは多いかもしれません。
しかし夫婦によっていろいろな方法を選べる一方で、
絶対に決めておかなくてはいけないということもあるのでしょう。
卒婚をえらぶ場合にはご夫婦でしっかり、
夫婦の形について話し合うことをおすすめします。