ヒールの歩き方は着地の仕方が大事?!正しい歩き方でヒール美人になろう

正しい着地の仕方は正しい歩き方に繋がるので、とても大事です。

そして、正しいヒールの歩き方がわかればきれいに歩けるのはもちろん、
ヒップアップなどの筋肉の引き締め効果があったり、普段の姿勢がよくなったりします。

ハイヒールとローヒールに分けて、着地の仕方を簡単に説明しましょう。

目次

【ハイヒールの場合】

着地する時、つま先とかかとを同時に地面につけるようにしましょう。
同時と言っても接地はつま先からで、指裏とかかとを同時に着地するイメージです。

ハイヒールで歩く時はつま先が下に向いていると、とてもきれいな歩き姿になりますよ。

【ローヒールの場合】

ハイヒールとは違い、かかとから着地することを意識しましょう。

ローヒールの場合、つま先から接地しようとするとひっかかって転びやすくなります。
ペタペタした歩き方にもなるため、見栄えが悪くなるので注意しましょう。

ヒールの高さで着地の仕方が変わるんですね。

少し前までは、「ヒールの歩き方はかかとから!」なんてよく言われていましたよね

でも、ハイヒールでかかとから着地させて歩くのは
ひざを痛めたり、ヒール部分が損傷したりとあまり良いことはないんです。

同じヒールで歩くなら、良いことがある方がいいですよね!

ということで、ここからはヒールの正しい歩き方や悪い歩き方、
うまく着地するための簡単なトレーニング方法などご紹介していきましょう。

ヒールの歩き方がダサいのはなんで?!どうやったらきれいに歩けるの?

ヒールの歩き方がダサくなる主な理由は次の通りです。

・膝が曲がったままになっている
・靴のサイズや形が合わず、バランスの悪い歩き方に
・腹筋や背筋の筋力不足
・内股になっている

確かに膝が曲がっていると、ダサい上になくだらしなく見えてしまいますよね。

そして膝が曲がると腰が曲がり、肘が曲がり・・・と言うように
全体的に歩く姿勢が悪く見えます。

もし「ヒールの歩き方がちょっと変かも?」と気になっているようであれば、
原因はこの膝が曲がることによる姿勢の悪さかもしれません。

ヒールの歩き方では、膝を伸ばすよう意識し気をつけること!
これが、基本かつ重要なポイントになります。

膝を伸ばして歩けるようになると、足を傷めず済むようにもなります。
ヒールを履いて痛くならない歩き方にするためにも、この膝は大事になってきます。

まずは正しいヒールの歩き方に慣れるために、
通勤や散歩など普段よく使う道で練習してみることをおすすめします。

ポイントとしては、

・腰から頭の上まで、1本の糸で引っ張られているようなイメージで歩くこと
・お腹引き締めて体を引き上げるように歩くこと
・つま先を上げず前に下げ、膝を伸ばして歩くこと(曲げるのは足を前に出す時のみ)
・内股にならないこと

言葉の説明では中々伝わりづらいものがありますが、最初はイメージが大事です。

コツは、頭と腰の位置が上下しないように歩くこと。

一度に全部やるのは大変なので、
イメージ&トレーニングしながら一つずつクリアしていきましょう。

それと意外と忘れがちなのは、ヒール選びです。

ヒールが良く脱げる人っていますよね。
筆者もその一人です。

これは、ヒールの歩き方が悪いから脱げるのではなく
ヒールの選び方が良くないことがほとんどなんです。

サイズの合わないヒールは、
脱げるなどして怪我をしてしまうこともありますし、足を痛める原因にもなります。

ヒールを買う時は試着するなどして、必ず自分に合うサイズを選んでくださいね(^^♪

ヒールの歩き方で音がしないようにするには?ヒール独特のカツカツ音を抑える方法

ハイヒールでは、歩き方によって大きなカツカツ音が発生します。
カツカツ音がするのは、正しい歩き方をしていないとも言われています。

このカツカツ音、昔はカッコよさの代名詞のように言われていましたが、
今では「うるさい」「耳障り」などあまりよく思われていないようです。

では、ヒールのカツカツ音はなぜ発生するのでしょうか?

主な原因は「かかとから着地するため」です。

これは、先ほどの着地の仕方のところでも説明しましたが、
つま先→指裏→かかとの同時着地を意識すれば音を抑えることができます。

着地を正しくすれば、歩き方もきれいになりカツカツ音も抑えられるんですね。

他にもカツカツ音の原因はあって、着地の仕方だけが影響している訳ではありません。

・ピンヒールである
・ヒールの素材
・ヒールの内部が空洞
・ヒール部分の劣化(ヒールを支える金具の露出など)
・ヒールのサイズがあっていない

このような物理的な原因もあるので、合わせてチェックしてみるといいですね。

ヒールで転ばない歩き方がある?!対策はトレーニングにあった!

ヒールで転ばないためには、主に次の2点がポイントになります。

・筋力をつける
・正しい歩き方、姿勢を身につける

特にハイヒールを履くためには、筋力は大切です。

筋力といっても足だけではなく、
お腹や背中など意外と全身の筋力が大事なんです。

ということで、ハイヒールで歩くための筋肉、
いわゆる「ハイヒール筋」を鍛えるために、
簡単にできるトレーニング法をご紹介しましょう。

①つま先立ちトレーニング

洗濯、掃除、料理・・・通勤中、買い物中、階段上り下りなどなど
怪我や無理のない範囲でつま先立ちで過ごしてみましょう。

②背筋とお尻のトレーニング

うつぶせに寝っ転がった状態で、お腹を接地面にして
頭と両手両足を床スレスレに上げて10~15秒キープ。

これを数回繰り返しましょう。
ながら運動に向いているので、TVや映画を見ながらでも出来ますよ。

ヒールの初心者は特に歩き方に慣れていないので、
筋力が少ないと転びやすくなります。

あまり足やお尻、お腹など筋力に自信がない方は
こういったトレーニングを取り入れてハイヒール筋を育ててみてくださいね。

ヒールの歩き方が骨盤に影響する?!正しく歩けば思わぬ効果が!

実はヒールで正しく歩くことによって、ゆがんだ骨盤が整う効果があるそうです。
骨盤以外にもひざ痛、腰痛、O脚などの症状の改善が望めるとのこと。

逆に、間違った歩き方をしていれば、これらの症状が悪くなる可能性があります。

せっかくなら、良い影響があったほうがいいですよね。

ここまで書いたことのおさらいにもなりますが、
ポイントをまとめたので意識してやってみてください!

【正しい歩き方のポイント】

・ローヒールはかかとから、ハイヒールはつま先とかかとを同時に着地
・膝を伸ばす
・背筋を伸ばす
・重心はつま先過ぎずかかと過ぎず中心に
・内股にしない

【ヒールで歩くために必要なこと】

・筋力をつける(腹筋、背筋、お尻、足など)
・ヒール選びはしっかりと(自分に合うもの、素材など)

歩くだけなのに、色々なことが必要だったり影響したりするのはちょっと意外ですよね。
しかも、骨盤などにも良い影響があるなんて・・・実は新しい健康法なのかも?!

普段何気なく歩いていた方も、これを機会に意識してあるいてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

ヒールできれいに歩くためには、腹筋(背筋)、脚力など
意外と体力を使うことが分かりました。

つまり、ヒールをきれいに履きこなす女性の方々は、
普段から並々ならぬ努力をしているといっても過言ではないですね。

ヒール美人は一日にしてならず!

今上手に歩けている人もそうでない人も、
ヒールの歩き方のポイントを忘れずに
さらなるヒール美人を目指してくださいね。