キャッシュレスのセキュリティ対策は万全なのか、そのリスクをご紹介!

世界的にみるとキャッシュレスの導入が遅れていると言われている日本。

その大きな原因がセキュリティに対する不安と言われています。
よく個人情報の流出に関してニュースでも取り扱っていますよね。

キャッシュレスは決して安全なものではなかった?
今回はキャッシュレス決済のセキュリティや
知っておきたいデメリットについてご紹介します。

目次

【キャッシュレスの利用で怖いのは個人情報の流出!本当にセキュリティ対策は大丈夫?】

キャッシュレスを利用することは便利なことだとはわかっていても、
なかなか実際に使う気になれない。

その理由で多いのがキャッシュレスの安全性です。

お金に関わることなので、個人情報などが流失したら大変なことですよね。
不安でキャッシュレスを利用していない人は少なくありません。

キャッシュレスのセキュリティ対策は万全なのでしょうか?

調べた結果、キャッシュレスは100%安全とは言い切れません。

キャッシュレス決済には色々な方法があるのはご存知ですか?
例えば、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済など。

その中でも今現在、セキュリティに問題があるとされているのがクレジットカードです。

ニュースなどでも耳にしたことがあるかと思いますが、
クレジットカードは知らぬ間に情報が抜き取られていた、
なんて被害が数多く報告されています。

しかも、使う金額は少額で、情報を抜き取られていることすら
気づいていないという人もいるくらい手口は巧妙になっています。

電子マネーなどもクレジットカードに比べると被害は少ないですが、
情報が盗まれてしまう被害が出ているそうです。

今のところ、スマホ決済であれば、大きな問題はないとされていますが、
今後もっと利用者が増えた場合、情報を盗んだり、
悪用することを考える人は決して0ではないでしょう。

キャッシュレスはとても便利です。
ただし、利用する場合はセキュリティ対策などは考えておいた方が良いかもしれませんね。

【キャッシュレスのデメリット ~事業者編~】

キャッシュレス決済は店舗にとってもデメリットがあるのでしょうか?

キャッシュレス決済を取り入れる場合に考えられる
店舗側のデメリットについてまとめました。

・初期費用が高い

キャッシュレス決済を行うためには、専用の機器を取り付ける必要があります。
その種類も色々ありますが、取り付けの費用は決して安くはないと言われています。

キャッシュレス決済はお話ししたようにいくつかの種類があり、
使用方法は異なるため、違う機器を使用する必要があります。

複数台を設置すればその分費用も掛かりますよね。
1台で様々なキャッシュレスの支払いに対応できる機器もあるそうなので、
そちらを選ぶと良いかもしれませんね。

・決済手数料がかかる

店舗でキャッシュレス化を導入した場合のデメリットとして
手数料がかかるということがあります。

キャッシュレス決済をお客様が利用した場合、
その3~5%が手数料としてかかってしまいます。

現金であれば、そういった手数料がかかることはないので、
利益としては現金の方が良いと考えられます。

また、決済手数料の他にも毎月かかる費用がある会社もあるので、
導入前に色々と調べてから取り入れるようにしましょう。

・現金が手元には残らない

現金払いをすれば、すぐに手元に現金が入ってきます。

しかしキャッシュレス決済の場合は
決まった日にちにまとめて入金されるような形になっています。

すぐに手元にお金が必要という場合には不便かもしれません。

キャッシュレス決済にはメリットももちろんありますが、
ご紹介した通り、デメリットもあります。

デメリットも理解したうえで、導入するかどうか考えることをおすすめします。

【キャッシュレスのデメリット  ~災害時~】

近年、台風や地震など様々な災害による被害がある日本。
キャッシュレスはそんな災害時には“弱い”と言われているんです。

なぜならキャッシュレス決済を行うためには電気が欠かせないからです。
災害時問題になるのが停電です。

何時間も電気が使えないということもありますよね。
つまりその間はキャッシュレスも使用できないということです。

もし手元に現金がなかったら…
食料を調達しようにも、ガソリンを入れたいと思っても
現金がないと災害時は困ってしまうことが沢山あることが想定されるのです。

そういった点も、キャッシュレスの使用を
踏みとどまっている人の理由の1つになっているともいわれています。

日本は災害の多い国ともいわれています。

キャッシュレスを使用していても、
いざという時のために現金は多少持ち歩いていた方が良さそうですね。

【キャッシュレスを利用すると金銭感覚が麻痺する?】

あるアンケートによるとキャッシュレス社会に反対という人は半数以上いました。
その理由はキャッシュレスを利用することで金銭感覚が麻痺しそうだから。

なぜそのように感じるのでしょうか?

金銭感覚が麻痺しそうと思う理由をまとめてみました。
・お金を使った感覚がない
・いくら使ったか忘れてしまう
・買わなくていいものまでついでに買ってしまう

現金をチャージするタイプであれば現金が減る感覚がありますが、
銀行口座と提携してしまうと確かにお金が減る感覚って感じられなくなりますね。

スマホのアプリなどを使えばいくら使ったかなど把握できますし、
家計簿をつけてくれる便利な機能もありますが、
逆に言うとそれらをチェックしなければいくら使ったかは把握できません。

キャッシュレスを利用する場合にはいくらまでなど、
決めておいた方が良いのかもしれませんね。

【まとめ】

キャッシュレスは便利でメリットも色々あります。
しかしその反面、やはりデメリットも色々あるのです。

キャッシュレスを使うことは悪いことではありませんが、
どんなデメリットがあるのか、利用する前にしっかり把握しておくことで、
いざという時のも対処しやすいでしょう。