
食費を削ることはストレスになるものの・・・
食費を削らなければならないと言われると
ついついストレスに感じられてしまい、
「まあまた明日から」などと自分に言い訳して
先延ばしにしてしまいがちではありませんか?
人は美味しいものや好きなものを食べているとき、
脳内にドーパミンが放出されるため、幸福感を得ることができます。
その刺激が忘れられず、食べ過ぎてしまこともあります。
今回は、ストレスの元凶となってしまいがちな食費の削減について、
しないとどうなってしまうのか、また市井の人々の平均的なデータから実態を紐解き、
最良な食費の節約方法を探っていきたいと思います。
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夫婦の食費が月7万円の我が家は高すぎる?!
夫婦合わせての月々の食費が7万円であるというご家庭もあるようです。
ということは単純計算で一人当たり3.5万円換算となりますが、
これは一般的な家計を鑑みても、少々高いと言える数字です。
東京在住の夫婦の食費の月額の平均は、
約3万円であると言われています。
つまり、一人換算しますと1.5円が標準なのです。
7万円の内訳にもよりますが、ほとんどが外食や中食、
夫婦バラバラに買い物をすることが元凶であると言えそうですね。
その状態で生活が維持でき、貯金もできるのであれば心配ありませんが、
どこか他の出費を切り詰めてやりくりしているのであれば、
即見直しを検討することが、節約への近道です。
食費節約は夫婦で協力してこそ実現可能!
前述したように、夫婦それぞれがお財布を別にして好きなように食費を使っていれば、
節約を実現することはかなりハードルの高いこととなってしまいます。
たとえば、外食が多いのであれば、その割合を少し減らして、
自炊をすることもおすすめの方法です。
夫婦二人分の食事を一週間分作り置きしておけば、
食品の買い出しや調理の時間も一度に済ませることができるからです。
そして、余った食品やおかずは、
迷わず冷凍保存しておくようにすることもポイントとなってきます。
冷凍した食品は約1ヶ月程度であれば品質が劣化する恐れもなく、
安心していただくことができます。
しかも電子レンジを使うことで、簡単にすばやく解凍して、
そのまま食卓に並べられますので、忙しい共働き夫婦であっても、
時短で食事を摂ることが可能となります。
食費の節約が無理だと感じる瞬間!
多くの方のお悩みとして聞かれるのが、
食費の節約は物理的に無理だというものです。
とくに、それが顕著となる瞬間が、
「大好物がお値打ち価格で売っているのを目にしてしまったとき」
「ランチに行って、セットにすればお得感があると思い、
ついついデザートやドリンクまで頼んでしまうとき」
「食品の値上げのニュースを聞いたとき」が上位となっています。
確かに、客観的な事実だけを根拠とすれば、
食費の節約はますます無理だと思う人の割合は高くなることが予想されます。
ですが、一方では賢く上手に無理なく
食費の節約を遂行しているご家庭があることもまた事実です。
二人暮らしの食費は夜のみ見直すだけでも全然違う?!
二人暮らしをしていれば、朝と昼はトーストしたパンや玉子、
コーヒーなど、お昼もお弁当やランチを利用して500円前後と、
ここまではほぼ固定であり、特に再考する必要はありません。
問題は、夜の食費です。
夜といえば、外食すれば大変高くつくこともありますし、
中食であってもそこそこお金がかかるものです。
ましてや、好きなものを好きなだけ食べていれば、
節約できないだけでなく、
健康面でもメタボや生活習慣病の予備軍になってしまいます。
だからこそ、夜のみで良いので、
野菜を中心とした粗食を心がけると、
大幅に食費を節約することができるのです。
なかでも、お鍋やカレー、麻婆豆腐や野菜炒めといった大皿中華は、
お腹いっぱい食べてもお財布に優しく、
大量に作っておいても日持ちさせられますので、おすすめです。
20代夫婦の生活費の平均はどのくらい?
20代夫婦の生活費平均を調べてみたところ、
20万~25万円未満が30%以上と最も多くなっていました。
なお、居住費の平均は7.9万円、食費の平均は4.1万円でした。
実録!これが30代夫婦の食費の平均額!!
世帯年収500万の家庭で、
専業主婦の妻と二人の子供がいる夫婦を想定した場合、
その食費の平均金額は、6~8万円とのデータがあります。
30代は子供が成長してくることもあって、徐々に食費が増加していきます。
ほかにも、子供の学費や教育費などの出費も多くなってしまうので、
食費はどうしても上記の金額程度、かかってきてしまうようです。
40代夫婦の生活費は平均すると意外と高くなる理由!
40代夫婦の平均的な1か月の生活費は、353,233円です。
結構な金額となっていますが、その理由は、住宅ローンや保険、
それに大きくなった子供の食費や教育費が
ますます家計を圧迫することとなってしまうことが挙げられます。
食費だけじゃない!日用品も節約して正解!
生活費の節約といえば、どうしても目が向いてしまうのが食費ですが、
もちろん、それだけではないということを先に申し上げておきます。
生活費には、2種類あって、必ず毎月定額で発生する固定費と
特殊な支出としてカウントすべき流動費があります。
ほとんどの方が、流動費を何とかしようとしがちですが、それは誤っています。
固定費を見直してこそ、うまく節約できるからです。
たとえば、固定費の代表格である日用品の購入費用も再確認してみると、
意外と無駄遣いしているといった事実に気付かされることがあります。
もっとお得な買い方があったり、
ポイント還元されるようなサービスがあったり、
あるいは、類似品やスーパーやドラッグストアの
プライベートブランド商品を選べば、確実に節約することができるからです。
食費を節約するストレスはどうやって解消すればいい?
食費を節約することによって生じるストレスの解消法として、
また違った支出を行ってしまえば、結局何をやっていることだか元も子もありませんよね?
そんなときにおすすめしたいことは、体を動かすことです。
運動することによって、どんなものであっても
食事が美味しく感じられる効果が期待できるだけでなく、
健康的になって、心身ともに疲れ知らずで幸福感を得ることができるからです。
また、規則正しい生活も案外ストレス解消につながりますので、
早寝早起きをして、暴飲暴食を避けることが、ストレスコントロールの一助となりますよ。
まとめ 外食しないだけで食費の平均金額は一気に下げられます!
いかがでしたか?
どんなご家庭でも100%自炊というわけにはいかないかと思います。
たまには、買ってきたお弁当やデリバリーのピザといった中食や、
回転寿司・ファミレス・ファストフードといった外食を利用することもあるでしょう。
とはいえ、食費に占める外食の比率を下げれば、
おのずと節約できてしまいます。
24時間開いているコンビニをはじめ、
遅くまでやっている飲食店やスーパーが増えた今日だからこそ、
その便利さに甘えてしまったり、誘惑に負けてしまっては、
節約への道のりは大変険しいものとなってしまいます。
食品を節約しないと生活が破綻してしまうかもしれない?!と
切羽詰まったご家庭こそ、外食をしない努力をしてみてくださいね!