誰もが経験アリ?!面接で緊張のあまり、やってしまった失敗
面接といえば、人生のターニングポイントでもあり、ここを乗り越えることができれば、
その後はバラ色の人生が待っているかもしれないとの気持ちがどうしても強くなってしまいがちです。
だからこそ、いつもどおりに振る舞うことができなくなってしまい、
結果として失敗してしまうことがあります。
ほかにも、自分に能力があることをアピールしようとするあまり、
意味不明な話をしてしまったり、準備していたシナリオ通りの質問が来るとも限らず、
そんなとき頭の中が真っ白になってしまうのです。
今回は、そんな緊張のあまりしてしまった面接時の失敗と対処法、
また面接で緊張しないようにする方法についてお話させていただきたいと思います。
目次
面接のとき緊張していると印象も随分違ってくる?!
面接当日、前の夜からあまり眠ることもできず、
すでにボーッとしてしまっている人もいます。
寝不足の頭では、しっかりと準備していたはずの
セリフの数々を思い出すことができなかったり、
全てが忘却の彼方に消え去ってしまうことだってないわけではありません。
そして、多くの受験者を見てきた鋭い目を持つ面接官は、
そういったポイントを見逃すことがありません。
面接会場に入ってきただけで、その人が緊張しているかどうか
一瞬で分かるといったベテラン面接官だっています。
緊張している人への印象は、
残念ながら、良いものではありません。
新卒採用の面接などであればまだしも、
中途採用や社会人経験のある人の場合には、評価を下げる要素となってしまいます。
面接で緊張して泣く人もいるって本当?!
まさかと思う人がいる一方で、
じつは泣いたことがあるといった経験を持っている人もいるようです。
その理由は、緊張しすぎているためであったり、恐怖心があるなどが挙げられます。
もちろん、面接試験中の話によって、思わず感極まってしまったり、
辛かった話をしているとき、つい感情的になって涙がこぼれてきたというくらいであれば、
むしろ、人間的であるといったプラスの評価を得られるかもしれません。
とはいえ、どこかの議員さんのように、
ワンワンと声を上げて大号泣してしまっては、元も子もないですよね。
面接で短所を話すとき緊張のあまりやってしまいがちな失敗
よく面接で聞かれる「あなたの長所は?」とともに「あなたの短所は?」という質問があります。
長所の場合は、すらすらと話すことができるのに、どうしても短所を語る場合になると、
思わず緊張してしまうといった声も少なくありません。
というのも、長所であれば、言えば言うほど、
自分にとってアドバンテージとなると分かっているので言葉が出てくるものですが、
短所は多ければ多いほど自分が、まるで「欠陥人間」のようなレッテルを貼られてしまうのではないか、
この面接に落ちてしまうのではないかといった不安を覚えることがあるからです。
もっとも、そういった方にありがちな失敗ですが、短所を話すよう言われているのに、
「特にありません」と回答すること自体を回避してしまったり、
当たり障りのない典型的な回答例を1つか2つ挙げるにとどめてしまうというものがあります。
これでは、あなたについて質問した側からすれば、
得られる情報が少なすぎるだけでなく、質問への回答放棄をしたと取られかねません。
問われていることを的確に理解し、発言できる能力や予想外の自体が起こっても、
臨機応変に対応する柔軟性に欠けると判断されてしまうことだってあり得ます。
そんなときおすすめの短所の話し方は次のとおりです。
それは、ただ単に短所だけを話すのではなく、
自分がそういった短所があると気づいているからこそ、
このように行動するようになったであるとか、
こういう考え方ができるようになったといった成功体験とともに
長所につなげようとする積極性や前向きな姿勢を見せるという方法です。
短所を語るのに悩んだときには、ぜひ実践してみてくださいね。
面接で緊張しない人が密かにやっていることって?
じつは、面接でほとんど緊張することはないという人も一定数いるようです。
ぜひ、そんな方の取り入れている方法やアドバイスを聞いてみたいものですよね?
その具体的なものは、
①セリフを丸暗記しない、
②とにかく面接を受けまくって、場馴れしておく、
③胸をはって、姿勢を正し、決して口ごもることがないよう
自信がなくてもハキハキと話をするようにする、といったことのようです。
確かに、一字一句覚えたとおりに話そうとすれば、
緊張にもつながりかねませんし、
これが最初で最後の面接だ!と思うことも、かなりのプレッシャーになってしまいます。
そして、いくら立派な話ができても、
ボソボソと小声で話していると、その陰気な印象だけが面接官の印象に残ってしまうかもしれません。
むしろ、多少間違っていても、
自分の言葉でハキハキと物怖じせずに語ることができれば、
面接官には魅力的に映るのです。
そうだったのか!面接時の緊張のほぐし方には正攻法があった!
さて、先の章で見たように、
面接で緊張しない人も緊張しないなりにやっていることがあります。
とはいえ、そんないきなり言われてもすぐに全てを実行することは難しい!と
お嘆きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたい正攻法がいくつかありますのでご紹介いたします。
それは、
①面接であると身構えないこと、
②前日や当日の朝は普段どおりの生活を行なうこと、
③失敗してもいいやと思い切ること、そして、
④緊張してはいけないと思わないようにすることです。
とくに、緊張してはいけないとか、緊張したらどうしようと考えることが
そのまま緊張につながってしまうことがありますので、
緊張の呪縛から解放されるために、
とにかく「緊張」という言葉を忘れてしまうことが大切になってきます。
面接のお礼メールで緊張していたことを伝えるというリベンジ術!
自分にできることは全てやったけれども、結果的に緊張してしまって、
面接で自分を出し切ることができなかったと口惜しい思いをすることもないわけではないでしょう。
そんなときには、逆転勝ちも夢じゃない、リベンジのチャンスがまだ残されています。
企業によっては、面接を受けた当日中に返事をする会社もありますが、
大体が少し期間を置いて、選考したのち、合格者にだけ通知するといった場合があります。
そんなときには、面接直後、「先ほどの面接では緊張してしまってこういうことが言えませんでした。
しかし、御社にどうしても入りたいという気持ちは誰よりも熱く強く持っています。
本日はありがとうございました」といったようなメールやお手紙を送付するというテクニックです。
何を隠そう私はこの方法で、実際に、採用通知をいただくことができた経験があります。
企業にとっても、最後の最後まで誰を選ぶかは、悩ましい問題です。
そこに、ポーンとメールや手紙が届き、熱い想いが語られていたら、
最後の一人はこの人を採用しようと思うことがあるようです。
選考者も人間ですから、情にほだされるようなこともあって当然だと言えそうですね。
まとめ つまり面接で緊張して話や考えが飛ぶということの真相とは?
いかがでしたか?
ここまでお話してきたように、
面接で緊張して話や考えが飛んでしまうといった事態に陥ってしまう真相は、
じつは、「失敗が許されない」「緊張しないようにしよう」
「間違わないよう事前にロープレしてセリフを暗記していこう」と、
自分を追い込んでしまうことが逆効果だったということになります。
面接だからと思えば思うほど、緊張は高まってしまいます。
灯台もと暗しということわざにもありますが、
じつは、その原因や解決方法は、すぐ近くにあったということになります。
気持ちの持ちようや、捉え方を少し変えてみるだけで、
劇的に緊張を緩和することができるものです。
最後は、どうせダメでもともとといった気持ちになってもOKですので、
臆することなく堂々と挑むことも効果的ですよ。
以上、面接で緊張してしまう人に必見なお話をさせていただきました。