女の子に多い人名、花の名前にはどういうのがあるの?

知らなかった!花の名前の付く人名は意外と多い?!

花といえば、美しく咲き誇るだけでなく、
実りや成長、崇高さや可憐なイメージがあるかと思います。

そんな花のイメージ通りに育ってほしい、
花のような美貌を誇ってほしいといった希望から、
とりわけ女児に対して、花の名前を付ける人は少なくないようです。

今回は、そんな女の子に多い、花の名前をモチーフとした
人名についてお話させていただきたいと思います。 

目次

花言葉から付けられた名前、女の子編

季節を問わず、年中咲き乱れる花を楽しむことができる風光明媚な日本ですから、
どうしても良い花言葉から子どもに名前を付ける親も珍しくありません。

具体的には、「ムク」という名前が挙げられます。

ムクゲの花言葉が「信念・新しい美」であることから、
まっすぐに成長してもらいたいとの願いが込めてているだけでなく、
響きが可愛らしいのも特徴となっています。

ちなみに、ムクゲの花は、6月から10月の春の終わりから秋にかけて、
ハイビスカスの様な綺麗な花を咲かせるため、
その時期に生まれた女の子に名付けられることが多くなっています。

次に多いと言われているのが、「ゆずき」という名前です。

柚子の花言葉は、「健康美・汚れなき人・恋のため息」とされており、
健康に誠実に育って欲しいとの親御さんの願いが込められていると言われています。

柚子(ゆず)は、5月から6月にかけて綺麗な花を咲かせるため、
その時期に生まれた女児に付けられる傾向が高くなっています。

花のつく名前の女の子

 一般的に、花のつく名前の女の子は、美貌だけでなく、
女性らしさを身につけることができ、その一生を幸せに送ることができると言われています。

実際、昔から、「花」「華」といった名前の女性も珍しくありませんでしたし、
令和という新しい時代を前にした今でも、花のつく名前を女の子に付ける親も珍しくありません。

その一例として挙げられるのも、
蘆花(ろか)・鏡花(きょうか)・鞠花(まりか)・穂の花・円花(まどか)
花崗(みかげ)・湖花(みずか)・皐月花(めいか)・凛花(りんか)・風花(ふうか)
佑花(ゆうか)・野花(のばな)・菜の花・桔花(きっか)・花純(かすみ)など多岐にわたります。 

花言葉から名前を付けると吉なワケ!女の子の場合!

 それぞれの花や植物には、花言葉が存在しています。

それらの花言葉から名付けを行うことも、
今後、子どもにどういった大人になってもらいたいかであったり、
希望を抱いているかといった親の気持ちを反映させることができるだけでなく、
願いや思いを込めることができ、おすすめです。

たとえば、「菜の花」の花言葉は「快活」「明るさ」「豊かさ」となっています。

それらにあやかりたいと、
女の子に対して「菜々」「菜摘」「菜緒」「菜央」「菜々花」「菜々美」といった
名前を付ける親御さんも珍しくありません。

ほかにも、女の子に対して、「乙女のはにかみ」「臆病な愛」「疑惑」といった
花言葉のある「杏」の字を使用した名前を付ける親御さんもいらっしゃいます。

「杏樹」「杏奈」「杏菜」「杏理」「杏梨」「杏莉」といったアレンジが効くだけでなく、
響きや字面もやさしいぬくもりを感じることができ、
まさに女の子のためのネーミングであると言っても過言ではありません。

さらに、「茉莉」という名前の女の子も多いです。

これは、いわゆる「茉莉花=ジャスミン」のことで、
その花言葉は「愛想のよい」「愛らしさ」「優美」「官能的」となっています。

清楚なイメージと可憐に咲き誇る力強さが感じられるだけでなく、
響きが女の子らしいキュートなところも、選ばれているポイントです。

「茉莉絵」「茉美」「茉海」「茉実」「茉凛」「茉鈴」といったアレンジネームも見受けられ、
応用を効かせることのできる字面も特徴的です。

以上、女の子の場合、花言葉から名前を付けると、
その花に託されたような成長が期待できるだけでなく、
字面だけでは伝えることのできない深淵なイメージや
奥深いニュアンスを感じさせてくれるためであると思われています。

春の花の名前が付いた女の子って?

春は一年を通じても、花がきれいに咲く季節です。

そんな春に生まれた子ども、とりわけ女の子に、
花や春をイメージすることのできる名前を付けることも一般的であると言えます。

具体的には、咲良(さくら)・ 心桜(こころ)・桃花(ももか・小春(こはる)・陽華(はるか)・
春菜(はな)・姫芽(ひめ)・ 梨花(りか りんか)・円花  (まどか)・咲櫻(さくら)・
美桜(みお)・桜(さくら)・杏(あん)・ 伊桜梨 (いおり)・よしの(ソメイヨシノから)・
愛蘭(あいか)・ 杏子(きょうこ)・沙蘭(さら)・彩梅(あやめ)・花春(はる)・菜乃花(なのか)などがあります。

ちなみに、私の姪っ子は春生まれで、「愛桜」と書いて、「あいら」と読みます。 

まとめ 人名としての花の名前について総括!

いかがでしたか?

人名として花の名前を子どもに付ける意味は、
花のような生命力や成長を願う気持ちが込められているものであることは分かります。

とくに、女の子の場合、かわいらしく、
可憐で、魅力的に育ってほしいと思うのは、至極当然のことだと思います。

自然豊かで、花を愛でるといった文化が浸透している日本だからこそ、
子どもに花の名を付けるといったことも自然の成り行きではないかと考えられます。

花のように健気に、また置かれた場所で一生懸命その生命を全うしようとする姿勢は、
できることなら、お子さんにも実践してもらいたいですね!

以上、女の子に多い人名、花の名前は、どういうのがあるの?といったテーマでお話させていただきました。