せっかくコールセンターの正社員になれたのになんで辞めたい?!

コールセンターで働く人は派遣スタッフが大半です。
求人募集でも正社員で募集しているコールセンターは少ないです。

コールセンター正社員のやりがいって何かを考えてみました。

責任感のある仕事を任されるかもしれません。
お客様との対応にやりがいを感じるかもしれません。

でも、大変さの方が勝ってしまい辞めたいと思うことの方が多いような気がします。

目次

コールセンター正社員、将来性は?

ちなみにコールセンターの正社員の将来性についてはどうでしょう。

AIが全盛になれば、なくなる職業ともいわれていますが、私はそうは思いません。
機械での対応ではどうしても無機質で冷たく感じてしまう人も多くいます。

お年寄りだけではなく、若い人の中でもそう感じている人は結構いるようです。

ただ、正直言ってお給料はあまりよくない場合が多いです。

役職が付くまでは、精神を消耗するに値するだけのお給料がもらえるかどうか、
会社は慎重に選んだほうがいいです。

コールセンター、新卒で辞めたい?

新卒で入社して、辞めたいと思っている人もきっと多いと思います。

せっかく新卒で入社したのだからと思っているかもしれませんが、
辞めるなら早いほうがいいです。

コールセンターの職場の雰囲気も独特で、
合う人と合わない人の差がはっきりと出るのである意味、面白い部分ではあります。

コールセンターの研修が覚えられない?

辞めたい理由の多くが、その研修の大変さにあるのではないでしょうか。

分厚いマニュアルを覚え、トークスクリプトを覚え、
そのセンター特有の言葉遣いや言い回しを覚えなくてはいけません。

尊敬語やら謙譲語やら、学校で習ったとはいえ、普段ではなかなか使うことも少ない言葉ばかり。
専門用語や、業界用語、いわゆるカタカナ語もたくさん出てきます。

さらに、NGワードもありますし、場合によっては応対品質をチェックされたりもします。
あそこまで丁寧にする必要があるのかと常々考えてしまいます。

ヘッドセットをつけて、対応を考えながら会話をし、メモをとり、
さらにパソコンに入力をして、スピードも正確性も求められるなんて、
そうそうできるようにはなりません。

実は、「1つのことをやりながら、別のことができる」というのは
女性の方が得意と言われています。

コールセンターに女性が多いのもその影響かもしれません。
女性だからって、できるわけではないですけどね。 

コールセンターで頭の回転は?

コールセンターに求められるスキルの一つに頭の回転の速さがあります。

お客様と会話をしながら次のことを予測し、知識を引っ張り出して対応を考えます。
その間も会話を途絶えさせるわけにはいかず、言葉をつなぎながら考えるのです。

ただ、そういうところは実は、経験を重ねれば身につく部分もありますが、
そこに到達するまではなかなか忍耐が必要です。

コールセンターのクレームのストレス

忍耐といえば、コールセンターにつきものなのがクレーム。

最近は本当に理不尽で強固なクレームが増えました。
社会のせいなのか、皆さん、きっとお疲れなんでしょうね。

クレーム対応にもある程度の知識とテクニックが必要ですが、
うまくできるようになればばるほど、
コールセンターでモチベーションを上げる一つのスパイスと感じられるようにもなります。 

接客業からコールセンターへ、志望動機は?

接客業からコールセンターに転職をした人も何人か知っています。
みんな、理由は様々ですが、

同じ接客業だからと思っていると、痛い目に合います。
なぜなら、顔が見える接客と顔が見えない接客は全く別だからです。

クレームだけではなく、
こちらの思ったことを伝えるのに表情や身振り手振りで伝えられないのは、
なかなか大変でしんどいです。
紙に書いて説明もできないですし。

意図しない方に話が進んでしまったり、
ちょっとした言い間違いで怒らせてしまったりします。 

接客業からの転職者で、今まで顔を見ての強固なクレームと戦ってきた経緯があるので
電話でのクレームなんて、なんてことない。

まったく気にしないという強者も知っています。
その人は、むしろコールセンターの方が楽だとまで言っていました。

そういう考え方ができる人だと、今まで培ってきた接客業のスキルを十分発揮して、
きっとすばらしいオペレーターになれるでしょう。

いろんな世代のお客様と、いろんなお話ができるのは楽しいですし、
感謝されることも多い職種なので、「人と話すのが好き」、「人と接する仕事がしたい」と思って
接客業に就職した人であれば、もしかしたらコールセンターでもうまくやっていけるかもしれません。