もう爆発寸前!ご近所なのに嫌がらせしてくる心理って一体何?!

隣人による嫌がらせ・・・もはや無視できないところにまで来ている場合

最近社会問題になりつつあるのが、
近隣の住民間に起こる嫌がらせです。

変な人が増えたのか、あるいはトラブルが後を絶たないのか、
とにかく一歩間違ってしまうと、
取り返しのつかない大変な事態を招いてしまうこともあるようです。

ゴミ屋敷、引きこもり、犬猫の糞尿、暴言、
あらぬ噂を立てられる等、挙げればキリがないほどあります。

今回は、そんな、もはや他人事ではない隣人トラブルの一種
「嫌がらせ」に焦点を当てたお話をさせていただきたいと思います。

目次

ご近所からの嫌がらせの定番?!ゴミ屋敷住人による被害(家主編)

これは実際に私の知っている人が受けた被害のケースです。

その方は、ワンルームマンションを購入し、
人に貸していわゆる「家賃収入」を得ていました。

借り主は30歳前後の独身男性で、
家賃の支払いが滞るわけでもなく、退去する様子もなかったので、
そのまま放置していたそうです。

ところが、部屋を改装してあげたり、設備の点検をさせてほしいと申し出ても、
一向に首を縦に振らなかったので、不可解に思っていたそうです。

そして、十数年経った先日、さすがにどうなっているのか気になり、
管理を任せている不動産会社の担当者に見に行ってもらったところ、
なんと、あろうことか「ゴミ屋敷」になっていたらしく・・・

不動産会社の担当者曰く、ゴミが部屋一面に散乱していて、
かなりの高さになっており、
しかもそのゴミの中に人間1人が眠れる程度のスペースがあり、
住人男性はそこでじっとしていたようです。

想像するだけで恐怖ですね。
そしてゴミ屋敷撤去費用として、専門業者による見積もりでは、
なんと30万円かかると算出されたのです。

その方は、半分は家主である自分が支払い、
残り半分は住人男性に請求するとのご決断をされました。

本来であれば、この男性、部屋がゴミ屋敷になっていることを知られたくなくて、
大家の受け入れや提案を拒否し続けてきたわけで、
そうなると、いわゆる「善管注意義務違反」であることは否定できず、
直ちに出て行けと退去を命じられてもおかしくない立場なわけです。

ですが、たった半額負担するだけで(しかも毎月の家賃とともに分割払い)、
継続して住まわせてもらえて、
その男性にとって良いことずくめな結果となったというから、
なんだか腑に落ちない気持ちになってしまいます。

すべてのゴミを撤収したあと、床は腐っていて、
なんとも言えない臭いが残っていたそうで、
もしも私がその部屋の隣に住んでいようものなら、
悪臭や不衛生な環境を放置していたことについて、
家主と住人を相手取って損害賠償を請求するに違いないと
思うほど憤りを感じてしまいました。

隣人が嫌がらせしてくるのを監視する必要はある?

隣人による嫌がらせで、ほかにも代表的なものとして
「同じ音楽を爆音でかけ続ける」「ゴミを撒き散らす」
「モノを投げ入れてくる」「脅しとも取れる訪問をしてくる」などが挙げられます。

こういった案件ともなると、ちょっと警戒しておかねば、
何が起こるか分からず、怖いですよね。

そんなときは、監視を続けることが大切だと言えます。

たとえば、何月何日何時に何をされたということを
メモで取っておいても構いませんし、
あるいは、スマホの写真として残しておくということも
のちのち証拠として使える可能性があります。

また、ほかにも同様の被害に遭っている人がいないかどうか、
いればその方にも聞き込みをしてみても良いかもしれません。

案外、嫌がらせをされているのは、あなただけではなかったりするからです。

マンションなど集合住宅にお住まいであれば、
管理人や管理会社に連絡・相談して改善策を講じてもらうというのも
一つの手段としては有効でしょう。

近所で嫌がらせされた時は監視カメラを設置しましょう

 今の世の中、一歩外を歩けば、防犯カメラが定点的に設置してあるので、
だいたいの犯罪行為や容疑者を特定することが期待できます。

とはいえ、ご自身の自宅やプライベートな場所での被害を録画しておくのであれば、
やはり監視カメラを設置することを検討せざるを得ないでしょう。

もちろん、最初から高性能な監視カメラを導入せずとも、
いわゆる「ダミーカメラ」でも威嚇や抑止力の効果はあると思います。

嫌がらせをしてくる相手が、「カメラで撮られている」ということを意識し、
その行為をやめておこうと思わせることが大切だからです。

もちろん、ダミーカメラであると見破られてしまった場合には、
ちゃんとした監視カメラを設置することもその時点で考えていけば良いでしょう。

ご近所同士の苦情を役所に相談するのは逆効果にならない?!大丈夫?

じつは、ご近所トラブルや嫌がらせをされているといった相談を、
役所にしてみることは一長一短です。

つまり、役所という第三者が間に入ることで何が原因で
そんな事態に陥っているのか、またどうすれば解決することができるか
解決が望める場合もあれば、むしろ逆効果となり、
チクられた側が激昂して、さらなる嫌がらせをしてきたり、
心理的にエスカレートしてしまう恐れがないわけではないからです。

こればっかりは、ケースバイケースとしか言えませんが、
ご自身が巻き込まれている事案が、まだ話し合いができる余地があるのか、
相手がそれに応じてくれる可能性があるのかといったところを、
冷静に判断し、役所に対して苦情の相談をすべきかどうかを決めるようにしてください。

役所レベルでは収まりがつかないところまで来ているのであれば、
むしろ、すぐにでも警察に対応してもらうべきと言えます!
(何か起こってからでは取り返しが付きません!)

隣人が嫌がらせしてきても気にしないのがベターな理由

たとえばの話ですが、嫌がらせをしてくる隣人の中には、
その嫌がらせによって、相手が「迷惑している」「困っている」ということを
楽しむ悪趣味な人がいることも少なくありません。

つまり、あなたが反応するからこそ、
より嫌がらせを加速させたり、乗じて愉快犯となってくるのです。

ということは、案外、気にしないで「放置」してみれば、
相手にとってはなんら面白くなくなり、
継続して嫌がらせしても意味がないと感じるようになるかもしれません。

そうなったらこっちのものです。

嫌がらせしてくる隣人が、その「気にしない」という対応によって逆上したり、
とんでもないことを仕出かすような可能性のある人物であれば、
細心の注意を払う必要があると言えますが、
大概の場合は、気にせず、放ったらかしにしてみたところ、
嫌がらせがピタッとなくなる
(あるいはターゲットが変わる)ということがあるようです。

まとめ:近所で嫌がらせしようと思う心理はじつは●●が原因だった?!

 いかがでしたか?      

さて、ここまで読んでいただき、
もう何が原因で近所の隣人が嫌がらせをしてくるのか、
もうお気づきなのではないでしょうか?

はい、それはスバリ嫉妬です。

あの家族は幸せそうだから、あの家はお金持ちだから、
あそこの奥さんは専業主婦だからetc…自分にないものを持っていたり、
魅力的に見えるからこそ、嫌がらせをしたくなるのですね。

もちろん、ゴミ屋敷のように、
住人自身が個人的に問題を抱えていて起こってしまう
嫌がらせもあるにはありますが、
大半は「嫉妬」が絡んでいると言っても過言ではありません。

つまり、それだけ現実を直視したくない人や満たされていない人、
他人の芝生が青く見えてうらやましくて仕方がないという人が増加しているわけです。

だからといって、自分が憧れる相手と同じものを
手にすることができるわけでもなく、
欲求不満なままただ身勝手に怒りを爆発させストレス解消法としている・・・

すべてを社会のせいにすることはできませんが、
それでも確実に現代社会の歪みによって、
人の心が荒んできているような気がしてなりません。

いずれにせよ、ご自身でできることはきっちり手を施した上で、
最悪の事態だけは回避できるよう、
根回しだけはしておくようにしてください。

以上、「もう爆発寸前!ご近所なのに嫌がらせしてくる心理って一体何?!」と
題したお話でした。