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お祭りで見かける屋台の種類はどれくらいある?
夏の風物詩であるお祭りの夜店や、
関西では「えべっさん」という縁日での屋台が出されるのは、
楽しみではありますが、屋台の種類が何種類くらいあるのかご存知ですか?
じつは、その種類は、枚挙にいとまがないと言われています。
というのも、食べ物系だけでも、お好み焼き・たこ焼き・たこせんべい・焼きそば・
唐揚げ・ベビーカステラ・酒まんじゅう・焼き鳥・かき氷・フランクフルト・
大貝やサザエのつぼ焼き・焼きとうもろこし・イカ焼き・綿菓子・りんご飴・フライドポテト・
天津甘栗・牛串ステーキ・きゅうりの一本漬け・おでん・串カツ・クレープ・たい焼き・
玉こんにゃく・チョコバナナ・チヂミ・とん平焼き・トッポギ・コロッケ・トルコアイス・
トルネードポテト・鶏皮餃子・ラーメン・おにぎり・ポップコーン・ホルモン焼き・
飴細工・みたらし団子・もつ煮・わらび餅・チュロス・タピオカジュース・ラムネなどがあるからです。
ほかにも定番の屋台として、輪投げに射的、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいや金魚すくい、
お面のお店やくじのお店、光る腕輪や髪飾りのお店など、最近はユニークなお店も増えつつあります。
お祭りで屋台を出すにはどんな許可が必要?
お祭りで屋台を出店するときには、行政上の許可が必要な場合があります。
お祭りの屋台は、「臨時営業」に該当しますので、
原則として食品衛生法で定められている営業許可が必要なのです。
とはいえ、許可を必要とせず、届出のみで出店できる場合もあります。
詳しいことは、管轄の保健所に事前に問い合わせをしておけばスムースに事が運びます。
なお、申請に必要な書類等は、
①営業許可申請書、
②営業設備の大要及び配置図、
③許可手数料となります。
その際、保健所の担当者によって立会い検査がなされることになるようです。
また、出店予定の屋台が施設の基準を満たしていないときには、
不適事項を改善することでもう一度検査を受け直さなければなりません。
もちろん、施設検査を通過すれば、許可書が交付されますので、
問題なく営業を開始することができます。
なお、営業中はこの許可書を見やすい場所に
掲示しておく必要がありますのでご注意ください。
お祭りの屋台でバイトしたらどれくらい稼げる?
じつは、シンガーソングライターのaikoさんも、
大阪に在住されているとき、お祭りの屋台でバイトしていたそうです。
そんなお祭りの屋台のバイトの求人は、
普通にタウン誌やフリーペーパーでも募集がありますが、
ほとんどは口コミで決まってしまうようです。
そんなお祭りの屋台のバイトの平均的な時給は1000円、
おおむね3日で4万5千円ほど稼ぐことができると言われています。
ど短期バイトの代表格であり、しかも仕事の内容も、
ひたすら調理したり、商品を売ることだけですので、比較的やりやすい仕事のようです。
お祭りの屋台で人気があるお店ランキング3選
数あるお祭りの屋台の中でも、人気があるお店のランキングは、
男女ともに第一位・第二位は、
それぞれ「焼きそば」と「たこ焼き」となっていました。
どちらも、晩ごはんの代わりとして満腹感を得ることができますし、
出来たてはどちらも美味しいですよね。
ちなみに、第三位は、女性はかき氷、男性はビールとなっていました。
以下、フランクフルト・唐揚げなど、
やはり食事系の屋台がランキングに上がってきていることが見て取れました。
お祭りの屋台の値段の相場って?
調べてみたところ、お祭りの屋台の値段は、
食べ物系はだいたい300円~500円程度が相場となっているようです。
ですが、お面などは値段表示がなく、
だいたいが800円程度となるとのことでした。
ほかにも、スーパーなどで買えば200円前後の
缶ビールが500円と約2倍程度となってきます。
お祭りのとき屋台で売っているもののカロリーは?!
楽しいお祭りというイベント中には、
できることなら考えたくないカロリーですが、屋台によってさまざまです。
たこ焼きや焼きそばといった炭水化物系の屋台では、
一人前約400~600kcal程度はあるかと思われます。
とくに油を使った揚げ物である唐揚げは
中サイズ3つで300kcal程度になりますし、
フライドポテトであれば100gで237kcalと、
カロリーが高くなる傾向がありますので、要注意です。
お祭りの屋台でくじ引きしてもなかなか当たらないのには理由が合った?!
景品の当たりは、売上額の2%以内にしなければならないといった景品表示法があり、
そのため、売上額が明確でないお祭りの屋台でのくじ引きの当選確率は
不明瞭なだけでなく、低くなっているようです。
まあ、お祭りの屋台のくじ引きが景品表示法に違反していたといって検挙された例は
今まで見たことがありませんので、そういうものなんでしょうね。
お祭りの屋台は儲かるに決まってる?!
いかがでしたか?
お祭りの屋台では、高い安いといった経済的な合理性ではなく、
今この場所でこの瞬間このモノを楽しみたい、
手に入れたいといった「感情」によって利用されることとなりますので、
普段であれば絶対に買わないようなモノにも人はお金を払ってしまうというものです。
たとえば、イカ焼きの原価は15~20円、スーパーボールすくいも1個5~10円、
子どもが喜ぶ「お面」などはもうとんでもないくらいコスパが悪くなることは分かっていても、
買ってあげることで喜ぶ顔が見たくなってしまうんですよね。
今年もお祭りの季節が近づいてまいりました。
ぜひ今回の情報をもとに、お祭りの屋台を目一杯楽しんでみてくださいね。