銭湯は疲労回復できる?効果はあるの?

ずばり、疲労回復に効果はあります!

銭湯という場所は通常の家のお風呂よりも広く大きいです。
そんな開放的な空間で入浴すれば、身も心もリラックスします。

大きな湯船にゆっくり浸かり体の芯まで温まれば、
血行が良くなり代謝が上がり、疲労回復に効果絶大ですよ。 

目次

銭湯の入り方は?疲れが取れる簡単な入り方のすすめ

銭湯の入り方やその回数など気になりませんか?
同じ入るなら疲れを取りたいですよね。

そんなあなたに簡単でおすすめの入り方をご紹介します。

まずは入る前に水分補給を忘れずに!
入浴は汗をかいたりして思った以上に水分が奪われますので気を付けてくださいね。

お風呂場に入ったら、顔・髪・体などを洗い汚れを落とします。
次に湯船に浸かる前にかけ湯をします。

胸といったようにお湯を体に慣らすようにかけましょう。
湯船につかる時は、はじめは足先からゆっくりと肩まで浸かります。

その後手足をゆっくり伸ばして力を抜き、体をリラックスさせます。
しばらくすれば体が温まり、じんわり疲れが取れていきますよ。

浮力のおかげで体への負荷も減っていますから、
手足を屈伸させたり腰をひねってみたりして体をほぐすのも良いですね。  

一般的に疲労回復の効果が望めるお湯の温度は、大体3840度と言われています。
少しぬるめのお湯を選ぶと良いということですね。

入浴時間が長いと血流が良くなり回復効果も増しますが、
長風呂は体に良くないこともあります。

ですので、入浴の回数に関して無理のない程度にという曖昧なものになってしまいますが
ぬるいお風呂ではゆっくり数回にわけて、熱いお風呂では短く数回など調整して
途中に休憩を挟みながら入りましょう。 

銭湯で湯冷めしないコツは?ひと工夫で湯冷めゼロ!

せっかく銭湯に入って体が温まっても、湯冷めしては台無しです。
疲労回復出来ても水の泡になってしまいます。

では、湯冷めしないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。  

1.湯舟を出る時に冷たいかけ水をする。全身にかけるのに抵抗があるなら手足だけでも。
2.入浴後はすぐに水分をふき取る。濡れたままでいると気化熱でどんどん熱が奪われる。
3.入浴後水分をふき取ったらすぐに服を着る。熱を逃がさない。 

この3つは本当に簡単なので、積極的にやってみてくださいね。

他にも、銭湯の湯上りにジュース!なんていう定番なことも
温かいお茶に替えることで体の中が冷えず湯冷め防止
になります。

銭湯によってはサウナ(別料金の場合有)がついてるところもありますよね。

サウナは冷え性にも効きますし、もしついていて入れるようなら
湯船 + サウナでより温熱効果を高めて湯冷めしにくいようにするのも手です。

余談になりますが、銭湯が熱い理由は衛生面への配慮が一番の理由ですが
湯冷めしにくいようにという意味もあるそうですよ。

疲労回復には湯冷めは大敵ですので、ぜひ実践してくださいね。 

銭湯と温泉の違いって?効能や効果に違いはあるの?

銭湯との効能に違いは、あったりなかったりです。
と言うのも、銭湯でも温泉を使っている場合があります。

東京近辺の「黒湯」という温泉があるのですが
この黒湯を使っている銭湯でいえば、効能は黒湯の泉質による訳です。

つまり全国各地の銭湯でも同様にご当地の温泉を使っていれば、
その泉質で効能に差が出るということです。

ただ銭湯のお湯の仕組みは必ずしも温泉を使っているのではなく、
井戸水や水道水をボイラーで温めて使うのが一般的ですので
そういった銭湯の場合はお風呂の種類で効能、効果が変わります。

お風呂の種類というのは、電気風呂、釜風呂、水風呂、足湯などを指します。

ジェットバスや寝風呂、うたせ湯などもありますね。
銭湯によって、オリジナルのお風呂も用意されてそうですね。

是非色々な銭湯を試して、その違いを体感してみてください。 

まとめ

 銭湯は疲労回復の効果あり!の理由、少しでも伝わりましたでしょうか。

銭湯で肌荒れがなおる人がいたり、腰痛が軽くなる人がいたり
その効果は疲労回復だけに留まりません。

以前銭湯でバイトをしている人に感想を聞いたことがあるのですが、
良く来店するご老人の方がいて、腰や関節が痛むけど
体力的にあまり遠くの温泉などに行けないので、
代わりに銭湯で湯治しに来ているんだと言ってたそうです。

銭湯の絵のモデルに富士山などの風景画が描かれてるので、
まるで遠くに来ている気分になるんだとか。

そんな風にも楽しめるのか!と、目からうろこの気分でした。

体だけでなく心までも癒してくれる銭湯。

疲れた時はお近くの銭湯を訪れてみてください。
きっと日ごろの疲れが吹き飛びますよ。