結婚の準備/お金や親の援助やかかる時間など様々な不安を解消

彼からプロポーズを受けて結婚に向けてウキウキな花嫁さんも、
現実的に結婚準備を進めていく中で
不安要素が溢れてきてマリッジブルーに陥る女性は多いものです…。

せっかく幸せいっぱいな時期なのに、
憂鬱な気分のせいで喧嘩をしたり結婚に対して
前向きになれないのは本当に勿体ないことです。

大切な「結婚」を最高に幸せなイベントにするためにも、
できるだけ不安を解消して、
くよくよ悩むことなく準備の段階からわくわくとハッピーでいたいものですよね。

今回はそんなマリッジブルーに悩む花嫁さんや、
花嫁さんに寄り添う花婿さんにも読んでいただきたい
結婚の悩み解消のためのあれこれをお話しさせていただきますね!!

目次

■結婚準備での不安要素はやっぱりお金!?

結婚準備で一番の不安要素といえば、やはり「お金」の問題でしょうか。

一言にお金の問題と言っても、

・結婚式の費用についての不安
・結納金についての不安
・彼の経済力に対する不安

と様々ですよね。

まず、結婚式の費用について他のカップル事情を知りたいところですが、
全て自分たちのみでまかなうカップルから親から援助を受けるカップルまで様々です。

親から切り出されなかった場合には、ブライダルフェアに親を誘ったり、
「お金がないから式をするか迷っている」とふんわりと切り出してみるとよいようです。

結納金を結婚式に回すカップルも多いようですが、結納金は本来、
花婿の親から花嫁の親へ結婚の支度金として渡されるものなので、
式の費用などに遣いたい場合には、親への相談が必要です。

この結納金ですが、結納を行わないカップルが大半を占める現代でも、
両家のトラブルを避ける意味も含め、
食事会を行うなどして結納金の受け渡しや結納品の交換を行うことが多いようです。

しかし、結納や結納金については本人たちのみの問題ではないため、
どうするかは両家のご親と話をして決めることが大切でしょう。

これから二人で暮らしていけるか…などの経済的な不安の解消には、
やはり生活にかかるお金の見直しが必要不可欠です!!

結婚準備にて、保険や携帯電話などの契約プランの見直しや、
食費や貯金の予算などを話し合い二人の金銭感覚の差をなくしておくことが、
より平穏な結婚生活へと繋がるでしょう。

さて、結婚で退職をする場合ですが、
この退職の条件により様々な手当てを受けられるかも変わるため、
チェックしておいて損はありませんよ!!

■結婚準備で退職する場合には気を付けて!!

妊娠や結婚を機に退職をする場合に受けられる手当てといえば、
失業保険や出産手当金ですが、これらはその退職条件によりその対象者となるかが分かれるため、
実は全員が受けられるわけではありません!!

まず、お給料から差し引かれる雇用保険料は失業保険に当てられるものですが、
こちらは退職までに12ヶ月以上支払いをしていても、
退職をしたからといって全員が受けられるわけではありません。

失業保険の対象者は、結婚を機に退職をした場合では
再就職先を探したり扶養内でパートをする場合、
または病気や妊娠で退職をするも
後々は再就職をしたいという「働きたい」と思っている方です。

なので、結婚をして専業主婦になる場合には
残念ながら失業保険の給付対象外となることを覚えておきましょう。

失業保険はハローワークにて手続きをし、就職活動をすれば給付を受けられますが、
給付期間は離職の後日から1年間です。

ですが、病気や妊娠・子育てなどで就職のための活動ができない場合には
数年後にでも失業保険を受けられ、その条件により最大3年の受給延長措置が設けられています。

ただし、この受給延長の適用には、離職後1カ月以内に申請の手続きをしなければならず、
本人が動けない場合でも郵便や代理人による手続きもできるため、
ハローワークへの申請を急ぎましょう!!

そして、出産前や産後のサポートのための出産手当金ですが、
受けるためには職場にて健康保険に加入して
妊娠・出産後も勤務先に勤めるという基本条件があります。

しかし、出産のため退職をした場合、退職日以前に1年以上健康保険に継続加入しており、
出産日・出産予定日から42日・胎児妊娠98日以内に退職している、
そして退職日の勤務はなし…という条件を満たせば手当てをいただくことができるのです!!

ただし、結婚を機に退職をした後に妊娠…となれば条件を満たさないため、
残念ながら出産手当金はいただけません(涙)

■結婚準備の順番を確認しておくと安心!!

いざ結婚となったときに、お金のこと以外にも考えられる大きな不安の原因は、
入籍までにすることやその順序がわからないことではないでしょうか??

しかし、この不安は、一般的な入籍までの
準備項目や順番を知ればある程度が解消されるため、
順に沿ってざっと説明させていただきますね。

①親への挨拶

親への結婚報の挨拶ですが、まずはお互いに自身の親へと結婚の報告をしておき、
多くのカップルは新婦側の親への挨拶の後に新郎側の親への挨拶に行くようですが、
それぞれの親と日取りを確認してから決めましょう。

お互いの親へと結婚を認めてもらうようお願いの挨拶へ行った後には、
相手の親へと感謝の手紙を送りましょう。

②結納や顔合わせ食事会

今は結納は行わず顔合わせの食事会のみを行うカップルが多いものの、
本人同士の意思以外にも両家のしきたりの関係などもあるため、
親も交えてどうするかを話し合うのがベストでしょう。

そして、結納や食事会の当日までには以下のような準備をしておきましょう!!

・日程や会場、必要ならば仲介人の手配
・費用分担の話し合い
・婚約記念品や結納品(結納品目録・受書も)の手配
・婚約指輪・結婚指輪の手配
・当日の衣装の手配
・当日のスケジュールの確認

③入籍日を決める

式を挙げる場合、入籍をするタイミングは挙式前派と後派に分かれるようですが、
何かしらの記念日や吉日に合わせて入籍をしたいなど、
お互いの意思を尊重して後悔のないように決めましょう。

④結婚式の契約をする

結婚式を行う場合には、費用を検討の後に見積もりを取り、
半年から5ヶ月前くらいまでには業者を通して式場を契約をしておきましょう。

⑤新婚旅行の日程を決める

情報を集め、予算と照らし合わせて旅行の手配をしましょう。

式を行う場合には、式の後日出発をするのかなどもきちんと話し合っておきましょう。

⑥職場・親戚・友人などへの結婚報告

入籍日なども確定したら、式を挙げる場合には3ヶ月前くらいまでには職場や親戚、
友人などへ結婚の報告を済ませましょう。

⑦引っ越し

3ヶ月前くらいには引っ越しや同棲スタートの日を決め、動き始めましょう。

見積りを取り、新居や引っ越しの業者を選び、間取りを見て部屋のレイアウトを考え、
配置する家具や家電はリストアップしてから購入すると、
無駄なく理想に近いお部屋作りが叶えられるでしょう!!

また、引っ越し先のご近所への挨拶をする場合は引っ越し前に、
必要な届け出は、
(運転免許証・自動車変更登録・銀行口座・クレジットカード・各種保険・パスポート・携帯電話など)
引っ越しと入籍の後、できるだけ早く手続きを行うとベストです。

⑧式について構想を練る

挙式をする場合には、招待客の確定やお車代、お色直しについて、
ドレスや着物の試着、身に付ける小物やブーケなど、ブライダルエステのプランなど、
色々と構想を練っておきましょう。

⑨各種手続きの準備をする

婚姻届け提出の後には、引っ越し後の手続きとして紹介した、
運転免許証・自動車変更登録・銀行口座・クレジットカード・各種保険以外にも
各所にて様々な手続きが必要なので、以下の項目を参考にされてくださいね!!

●役場での手続き

・婚姻届け
・転出届
・転入届
・国民健康保険
・国民年金
・パスポート

●ハローワークでの手続き

失業保険受給のための申請

●税務署での手続き

確定申告

●勤務先での手続き

結婚届

(必要に応じて退職届や休暇届も)

●新しい勤務先(決まっている場合)での手続き

・健康保険
・年金
・雇用保険

⑩入籍

役場にて婚姻届を提出して入籍をしたら夫婦生活のスタートです!!

あらかじめ準備しておいた各種手続きを済ませることも、忘れないようにしましょうね。

■結婚準備は半年前からでも間に合う!?

式を挙げる場合でも、結婚準備は半年前からでも間に合いますが、
やはり半年~5ヶ月前くらいまでには日程や会場を決めて業者と契約しておき、
3ヶ月前には周囲への結婚報告を済ませておくことです。

そして、式の2ヶ月前くらいからは以下のような
本格的な準備に慌ただしく動き始める必要があります。

●2ヶ月前から

式や披露宴に必要不可欠な品や司会者の手配や、知人や友人へ各種依頼を行いましょう。

・招待状の発送
・知人や友人へ挨拶・スピーチ・余興・受付・二次会の幹事などの依頼
・司会者への依頼と打ち合わせ
・ペーパーアイテムや引出物などの決定と注文
・婚礼料理の試食やウェディングケーキの決定と手配
・両親に贈呈する記念日の手配

●1ヶ月前から

1ヶ月前になると、細部の決定や手配に更に忙しくなります!!

・ウエディングドレスや着物・アクセサリーや小物類・インナーなどの決定と手配
・ブーケ選びと手配
・新郎・新婦共に最終フィッティング
・お色直しの詳細の決定
・ヘアメイクリハーサルを予約
・ブーケ選びと手配
・会場の装花や贈呈用の花束の決定
・テーブルコーディネートやウェルカムボードの準備
・使用するビデオ(プロフィール映像など)や写真の手配(必要に応じて前撮りも)
・戻りの招待状を見て人数や席を決定
・プログラムの作成
・披露宴の演出やBGMの決定
・司会者との最終打ち合わせ
・両家の挨拶をする人の決定や打ち合わせ
・ペーパーアイテムや持ち込み品など小物の最終確認

披露宴や二次会の会場への支払い

・幹事と二次会の内容の打ち合わせと
・幹事と二次会の案内を発送
・二次会の景品などの手配
・二次会の衣装やヘアメイクのリハーサル

●1週間前から

シェービングやネイルは挙式に近い日に予約をすることでより綺麗な姿を披露しましょう!!

・エステにてブライダルシェービング
・ブライダルネイル
・花嫁の手紙と新郎謝辞の原稿の作成
・当日のスケジュール確認

●挙式当日

・お車代なども含めた忘れ物のチェック
・式の流れの最終確認

招待客へのお礼など式の後にやることはまだまだありますが、
会場の全員がハッピーになれるような式が無事成功したならば、
ひとまずは安心ですよね。

■結婚準備の本でおすすめのものはこれ!!

最後に、沢山の結婚式や結婚準備についての本が出版されている
中特に結婚についての悩みが絶えない花嫁さんや
花婿さんに私がおすすめしたい一冊がこちらです!!

ふたりで読む結婚準備のすべてがわかる本/粂 美奈子

長期にわたり結婚情報誌に携わって取材活動をしている著者による、
理想ばかりでは終わらない結婚の当事者の立場に寄り添うような、
等身大のマニュアル本なので、結婚生活の実践などにリアルに役立ちます!!

口コミを見ていても、彼と一緒に、または花嫁さん一人、
あるいは花婿さん一人で…
どんな読み方をしても解りやすくためになったとの声が多く人気で、
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ぜひともチェックされてくださいね。