妊娠するとこれは食べても大丈夫なのか、やめておいた方がいいのか、
色々不安になりますよね。
美味しくてついつい食べたくなってしまうことの多い“チョコレート”。
チョコレートは妊娠初期などに食べても問題ないのでしょうか?
今回はチョコレートが体に与える影響などについて調べてみました。
目次
【チョコレートはからだに悪い?妊娠初期は避けるべき??】
妊娠中はつわりなどもあり、食べ物にも偏りが出てしまう場合があります。
私は妊娠するまでは甘いものはあまり食べてはいなかったのですが、
妊娠してから急に食べたくなってしましました。
でもなんとなくチョコレートって食べてはいけないものかなと思い避けていたのですが…
チョコレートって妊娠中に食べても問題ないものなのでしょうか?
調べてみるとチョコレートを妊娠している最中に
食べるのは絶対にダメというわけではないようです。
しかし妊娠中にチョコレートを食べる場合には注意が必要です。
その理由はチョコレートを過剰摂取することで
“体重増加”“カフェインのとり過ぎ”が心配されるからです。
妊娠中の検診は毎回体重を量ります。
体重が増加しすぎると母体にも赤ちゃんにも負担がかかります。
お母さんも赤ちゃんも様々な病気になってしまう可能性があるのです。
しかしチョコレートにはダイエット効果もあるといわれていますが嘘なのでしょうか?
チョコレートは糖質、脂質を多く含みます。
少量なら問題ないですが、チョコレートには依存しやすい成分も入っており、
食べ過ぎてしまいやすいのです。
チョコレートにはダイエット効果があるといわれていますが、
それはカカオの含有量が70%以上のものでなければ意味がありません。
いわゆる甘みを感じるようなミルクチョコレートはダイエットの効果は得られないのです。
そこは注意が必要といえるでしょう。
妊娠中は糖尿病にも気をつけないといけませんが、
チョコレートの過剰摂取は妊娠糖尿病を引き起こす原因にもなってしまいます。
また、チョコレートを食べ過ぎると自然にカフェインも過剰摂取になってしまいます。
妊娠中はカフェインは控えるべきとよく聞きますよね。
コーヒーやお茶に比べるとチョコレートのカフェイン含有量は決して多くはありません。
しかしかといって、たくさん食べても大丈夫というわけでもないですよね。
カフェインをとり過ぎると赤ちゃんの発育を阻害す恐れがあるのです。
出生時の低体重や早産も関連するともいわれています。
妊娠中のチョコレートの食べ過ぎには注意が必要です。
【チョコレートは塩分も多め?】
糖質が高いものを過剰に摂取するだけでなく、
塩分を多く摂取してしまっても高血圧などの病気が心配されます。
また、むくみなども感じやすくなるでしょう。
そのため、妊娠中は塩分も控えめにと指導を受けます。
チョコレートの塩分はどうなのでしょうか?
結論から言うとチョコレートには塩分が含まれています。
しかし量から言うと決して気にしなくてはいけない量ではありません。
妊娠中は塩分を7gに抑えた方が良いと言われますが、
板チョコを食べたとしても、塩分量は0.1g以下となります。
他の甘味に比べると塩分に関しては心配いらないといえるでしょう。
しかし先ほどもお伝えした通り大丈夫だからといって食べ過ぎはよくありません。
またチョコレート以外にビスケットや
おせんべいなどが一緒についているタイプであれば塩分量は高くなります。
チョコレートを食べる場合にはどんな種類を食べるかも大切になってきます。
【妊娠後期のチョコレートは大丈夫?】
妊娠初期は流産してしまう可能性も高く、様々なことに気をつけなくてはいけません。
しかし、妊娠後期に入ると赤ちゃんも安定してくるため、少し食生活に気を抜いてしまうことも。
チョコレートを食べることで様々なリスクが生じることは理解頂けたと思いますが、
妊娠後期にチョコレートを食べることはどうなのでしょうか?
妊娠後期でもチョコレートを食べるということは決して悪いことではありません。
ストレスを軽減してくれる効果もあるので適量であれば食べることは問題ありません。
しかし妊娠初期同様、食べ過ぎはよくありません。
妊娠初期は妊婦さんも食べ物や生活など様々なことに気を配り、気をつけやすい傾向にあります。
しかし妊娠後期になるにつれて少し気が抜けてしまうという傾向も。
そうなると食生活も乱れてしまう方も多く、
体重増加や健康に関して問題出てしまう人も多いそうです。
妊娠後期になるとむくみも自然に出やすくなります。
むくみやすい傾向にある糖質や塩分を多く含むものはなるべくは避けるようにしましょう。
【まとめ】
妊婦でもチョコレートを食べるということは決してダメなことではありません。
しかし赤ちゃんにもお母さんにも様々な病気を引き起こす原因にもなります。
食べる分には問題ないですが、食べ過ぎには注意しましょう。
妊娠中の検診では必ず体重や血圧を測ります。
少しでも異常があればチョコレートの摂取を控えるようにおススメします。