突然ですが、あなたは花粉症何年生ですか!?
私は小学生で花粉症を発症したので今年で花粉症約21年生になります。
血液検査をしてみてスギとヒノキの花粉反応が100%と
どうしようもない結果が出たときには、もう笑いしか出ませんでした(笑)
花粉症にも恒例行事感覚で慣れてきた7年ほど前の夜中のこと、
慣れが災いしたのか予期せぬアクシデントに見舞われました。
花粉症で目がどうにもこうにもかゆく、
だらだらとテレビを観ながら音がたつほどに擦りまくりだった私。
だんだんイライラし始めて鏡を見るとマンガのように息を呑んでしまいました。
目がゼリー状になっているではありませんか…!!
テンパりまくった私は第三者まで巻き込んで大パニックだったのですが…
今回は花粉症に悩む皆様がこんなパニックにならないための対処法や、
目の他にも花粉症による顔などのかゆみのへの対策なんかを紹介していきます!!
目次
花粉症で目の周りがかゆい!?
花粉症は突然として発症します。
今まで何もなかったのに30代になってから突然…
なんて方は周りにも多くいらっしゃいます。
これは異物(抗原)を排除しようとする抗体は、
異物である花粉が人それぞれの一定の量を超えると、
排除をしようと花粉症の症状を出し始めるためです。
よく耳にする『花粉症で肌にかゆみが…』というお悩みですがこれは、
「花粉皮膚炎」というものです。
・春に発症する
・顔、まぶた、首、といった春にも露出の多い場所に発症する
・強い赤みのぶつぶつしたわかりやすい発疹
・広い範囲にぶつぶつした小さな発疹
・まぶた、頬などに赤みが出る
このような特徴があるので、『花粉症のせいで肌がかゆいのかも…』と疑わしい際には、
●発症時期
●どの部分にかゆみが出ているか
●肌にどんな症状が見られるか
これらのポイントをチェックしてみましょう!!
くしゃみや目などの症状がなくとも、
花粉症による肌のかゆみ悩んだ末検査したところ、
ばっちり反応が出て花粉症だと気付いた…という
隠れ花粉症の方は多くいらっしゃるようなので要注意ですよ。
花粉症で耳のかゆみを感じたとき疑うべく花粉は??
花粉症=春というイメージを持たれがちですが、
実は花粉はほぼ一年中飛んでいます。
2月~5月くらいまで…スギ花粉
3月~5月くらいまで…ヒノキ花粉
4月~6月くらいまで…シラカンバ花粉
5月~7月くらいまで…カモガヤ花粉
6月~8月くらいまで…オオアワガエリ花粉
8月~10月くらいまで…ブタクサ花粉・ヨモギ花粉
これら花粉陣の中でも、何と花粉症による喉のかゆみ
、耳のかゆみ、鼻のかゆみ…といったあらゆる
『かゆみ』を伴いやすい植物の花粉があるのです!!
・オオアワガエリ
・カモガヤ
・ホソムギ
・ハルガヤM
・オニウシノケグサ
などの「イネ科」の植物の花粉です!!
これらの花粉は夏~秋ごろに飛散するのですが、
イネ科・キク科・ブタクサなどの『草本植物』は
丈が低めで短距離でしか飛散しないとのことなので、
近付かなければ大丈夫そうですよね。
しかしこれらは春の花粉でないにも関わらず、
皮膚の発疹やかゆみ・咳が出たりと人により
かなりキツイ症状を伴うようなので何としてでも避けたいものです!!
花粉症で顔のかゆみの原因にもなるイネ科を避けたい!!
花粉症の一般的な症状、
・目のかゆみ
・くしゃみ
・鼻水
・鼻づまり
・頭痛
こういった充分にしんどい症状に
あらゆるかゆみまで出かねないイネ科を含んだ草本植物は、
川辺・道の脇や空き地などの子供が好む遊び場や
アウトドアを楽しむ場所に多く生えます。
まずはこのような場所に近付かないことですが、
自分の家の庭なんかに繁殖してしまっている場合もあります。
そんなときは駆除がおすすめですが、
特にヨモギは繁殖力がはんぱないらしいので、
ヨモギ花粉に反応があり庭で見付けた場合には徹底排除ですよ!!
花粉による目のかゆみなどを抑えるための対策!!
さてさてここからはイネ科の植物によるかゆみに限らず、
様々な花粉によるあらゆる症状を
できるだけ抑えるための対策をご紹介していきますね!!
帰宅前後の3つの習慣
基本的なことですが、家に入る前に服の花粉を落とす、
手洗いやうがいをするという行為を習慣にするだけでも、
かなり症状の回避ができます。
花粉の時期はアレルギー反応により体が弱りがちなので 、
手洗いやうがいだけでなく、
食事・睡眠・運動にいつも以上に
気を遣って免疫を高めておく必要がありますよ!!
外出時のファッションに工夫を!!
出来ればツルツルとした素材の服装で出かけた方が
花粉がつきにくく家まで大量の花粉を連れて帰ることを避けられます。
つばに広がりのある帽子を被れば上から降る花粉の防止にもなりますよ!!
服の素材に気をつけているとはいえやはり
花粉は多少なりとも付着してしまうので、
室内に入る前にはしっかり払い落とすことを心がけてくださいね!!
眼鏡をつける
花粉は野外からの風の他エアコンなどの風に乗っても
目の中に侵入してくるので、眼鏡でブロックしましょう。
コンタクトレンズ派の方も目の乾燥を防ぐため、
出来れば花粉症の時期だけでも眼鏡にチェンジする方がおすすめです。
花粉は一度舞い上がってから下に落ちてくるので、
上に隙間のない花粉専用のゴーグルなどを付けるとより効果的ですよ!!
いつでもマスクを
外出時はもちろん、常にマスクを持ち歩いて室内でも
マスクをつけて乾燥によるアレルギーの反応を避けましょう。
ただし、外の花粉を持ち込まないように
室内では別のマスクをつけることに注意ですよ!!
空気清浄機プラス加湿
乾燥は花粉が舞わせる原因になる上、
目を乾燥させてアレルギー反応を起こしやすくしてしまいます。
空気清浄機に加えて加湿器という相乗効果で花粉を徹底排除しましょう!!
怠ると逆効果なので、空気清浄機のフィルター掃除、
それからお部屋自体の掃除も忘れないことですよ。
早めの花粉対策
私は毎年花粉が飛び始める遅くとも
1~2ヶ月前には病院で薬をもらって飲むようにしています。
病院の先生いわく花粉が飛び始めてからでは手遅れとのことなので、
お金や時間を要しますがシーズン中に泣きをみないためと思い早くから動きましょう。
■花粉症による目のかゆみの対処法はこれ!!
さて、目がゼリー状になりパニックの私は
「目がゼリーになったから今すぐ救急病院まで乗せていってくれ」と知人に懇願するも、
『なったことあるけど時間たてば治るよ…』とかなり冷静に諭されました。
後にこれがアレルギーなどが原因の、
擦りすぎなどで白目と網膜との間に水分が入って
ゼリー状になる『結膜浮腫』という結膜炎で、
しばらくすれば大抵治るものだと知りました。
ここからはそんな私がビビり体験の後調べた、
目がかゆいときの対処法をお教えしますね。
目を冷やして応急処置
目の周りの神経を冷やすことにより、
一時的にヒスタミンへの反応を鎮静することができます。
しかしこれはあくまで一時的な鎮静にしかならないので、
早いところ耳鼻科や皮膚科(花粉症での目の周りのかゆみ)に行って
医師の指導のもと薬をもらうなどの治療をしましょう。
目を洗う
むしりとりたくなるような痒みがある時は目の中を洗ってしまうと
花粉以外の汚れも取れてスッキリします。
大容量の目の周り丸ごと洗うタイプの洗浄液や
水でがっつり洗ってしまう方が洗えた感は増しますが、
目の周りを乾燥させてのアレルギー反応を起こしたり、水の塩素で目を傷つけたりとリスクがたっぷりです。
なのでコスト的には少しお高めになりますが、
目薬タイプの人工涙液を2から3滴ほどさして目を洗いましょう!!
点眼薬を有効に使う
抗ヒスタミン剤入りの点眼薬をできるだけ病院でもらって、
花粉症時期の前から長期的に使用するとより効果的と言われています。
坑ヒスタミン剤が入った点眼薬が合わない、
効いている気がしない…という場合は、
ステロイド剤入の点眼薬の使用という手もあります。
しかしステロイド剤は目の防御作用を弱めたり、
様々な副作用を起こす可能性が高いため長期的な使用はできません。
■花粉による目のかゆみを抑える早めの対策はその後を変える!!
花粉症の対策と対処法をおさらいすると、
●かゆみを多く伴う花粉は
イネ科の花粉でら肌にかゆみを感じたら花粉による「花粉皮膚炎」を疑うべき。
●花粉症の症状を抑えるコツは、
家に入る前に服の花粉を落として手洗いとうがい、
空気清浄機と加湿器を使用してこまめに掃除を
●ツルツル素材の服、帽子、眼鏡や花粉症用ゴーグル、
マスクなどを装備して花粉を防止。
●早めの花粉症対策を!!
●目のかゆみには、応急処置で目を冷やす、
人工涙液での目洗い、坑ヒスタミン剤入の目薬を。
ということで、皆様が私のようなゼリー目体験をされないよう心から願ってますね!!