教えて!洗濯したときに白いほこりがつくのは?!その正体は?!

洗濯すると白いケバケバが出て困っている人へ

洗濯機を回して衣類をきれいにしようとしているのに、
むしろ白いケバケバが付いて汚れたような
仕上がりになってしまったという経験はありませんか?

洗濯したとき白いものがつくのは何が原因なのでしょう?
特に黒い衣類やタオルにその傾向が見られ、
どうしても部分的に白っぽく粉っぽくなってしまうことも・・・

せっかく洗濯したのに、逆に汚れて見えるようであれば、
一体何のために洗濯したのか、わからなくなっちゃいますよね。

今回は、そんな洗濯したときに出てくる白いケバケバをはじめ、
ほこりや毛玉、白いカスの正体、
またそれらに対して取り得る対策は何があるのかについて、
お話させていただきたいと思います。

目次

洗濯すると出てくる白いほこりの正体は○○だった!

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タイトルにも持っていきました^
洗濯すると白いほこりが出てくることがありますが、
じつはこれ、衣類やタオルなどから出た繊維や糸くずなのです。

洗濯機で洗うと、衣類やタオルの繊維や糸くずが剥がれ落ち、
ほかの洗濯物に付着してしまいます。

こういったものが、どうしても白いほこりのようになって出現してくるのです。

また、衣類のポケットなどに、
「ティッシュ」が入っていることを忘れて洗濯してしまっても、
洗濯機の中がもろもろになったティッシュの繊維だらけになってしまうこともあります。

ほかにも、ほこりの正体として、
洗濯槽のカビや水アカ、洗剤のカスといったものも考えられます。

こういった白いほこりに対しては、
まめに糸くずフィルターを掃除しておくことや、
ほこりが出そうな衣類は
他のものとあらかじめ分けて洗濯することが、
有効な対策でしょう。

なお、白いほこりがついてしまった衣類は、
コロコロクリーナーやガムテープで根気よく汚れを取っていくか、
エチケットブラシなどを使って、こそぎ落とすようにすれば、
案外目立たなくすることができます。

洗濯するとどうしても白い毛玉ができるのは洗い方の種類によるもの?!

じつは、洗濯機には2つのタイプがあります。

タテ型式のものとドラム式(横型)のものです。

その2種類があること、
それぞれの特徴や違いはご存知の方も多いでしょうが、
具体的な洗い方が違っていることはあまり知られていません。

基本的に、タテ型式洗濯機は、
「摺り洗い・揉み洗い」という方法で衣類を洗浄します。

これは毛玉ができにくい洗い方なので、
タテ型式洗濯機ではあまり毛玉で悩むことはありません。

一方のドラム式洗濯機は、
横向きになっている洗濯槽を回転させて衣類を上から落下させて洗う
「叩き洗い」をベースとした方法で洗っていくため、
どうしても毛玉がつきやすくなってしまうのです。

つまり、洗濯機によって異なる洗浄方法が採用されており、
毛玉ができやすくなる場合があると言えます。

ほかにも、もともと衣類が劣化していたら、
もちろん毛玉ができやすくなります。

毛玉を予防するには、一着ずつ裏返しにしたり、
ネットに入れてから洗うのがおすすめです。

なお、付いてしまった毛玉は、毛玉クリーナーで除去したり、
ハサミで丁寧にカットすると元通りにきれいになりますよ。

洗濯で白いカスは液体洗剤にもありうる?!粉末洗剤は温度の問題?!

確かに、粉末洗剤の方がダマになりやすかったり、
特に水が冷たい冬ほど溶けなかったりします。
白いカスとして残りやすいと言えます。

ですが、液体洗剤であっても、ムラになってしまったり、
衣類に残った状態で乾いた場合、
やはり白いカスとして出てきてしまいます。

白いカスが出現する理由は、すすぎが足りていない、
使用する水の量が少ない、洗濯物の分量に対して
洗剤が多すぎるといったことが挙げられます。

また、お風呂の残り湯を使って洗濯をするのは、
エコにも節水にもなるので大変良いことではありますが、
白いカスが出やすくなってしまいますので、お気をつけください。

洗濯でできてしまった白い汚れの取り方って?

すでに白く汚れが付着してしまった洗濯物は、
どうすればいいのか、悩ましいですよね。

そこで、自宅でできる即効性のある洗濯物の
白い汚れ取り方を次のようにまとめてみました。

①洋服ブラシでブラッシングする

②水で手洗いする

③洗い直す

①でもダメだったら②、②でもいまいちなら③といったように順番に作業を検討してみてください。

特筆すべきは、③の洗い直す場合です。

そのままただ洗い直すだけでなく、事前に、
洗たく槽クリーナーなどで洗濯槽を洗っておいてください。

さらに、なるべく液体洗剤が溶けやすいような温度の水を用意し、
水量を適正か少し多いくらいに設定することが肝心です。

まとめ【なるほど!洗濯によってできた白い粉の取り方ってそうだったんだ!】

いかがでしたか?

洗濯機で洗濯することによって生じる、
白いほこりや粉・ケバケバや毛玉・汚れは、
衣類の繊維や糸くず・ティッシュといったものだけでなく、
洗剤や水アカ、カビが原因として考えられます。

特に白浮きが目立ってしまう「黒」の衣類やタオルは、
洗剤そのものが残存しているだけであればまだしも、
カビや水アカが残っている状態であれば、
そのまま使用・着用すること自体が不衛生で、
健康被害の恐れもないわけではありません。

洗剤は、より多く入れた方が洗濯物がきれいになるに違いないと
自己判断していたり、目分量で洗剤を入れている人は、
少しその分量を減らしてみることも、
白いほこりを目立たなくすることが期待できるでしょう。

ほかにも柔軟剤をなるべく使わないようにしたり、
水量と洗濯時間を増やしてみる、
洗たく槽をクリーニングしてみるといったことが大切になってきます。

粉末洗剤を使っている方は、
この機会に、液体洗剤にしてみてもいいかもしれませんね。

以上、教えて!洗濯したとき白いものがつくのは何が原因なの?!と
題してお話させていただきました。