我慢は禁物! 尾てい骨が座ると痛いときにできる対処法

尾てい骨の痛みに突然苦しめられることもある?!

ある日突然、お尻に激痛が走ることは誰にでも起こりうる話です。
とくに、日頃から座りすぎているとの自覚症状がある人や、
そもそもお尻のトラブルを抱えているような人は注意を払う必要があります。

じつは、こう書いている私も他でもなく、
尾てい骨周辺の痛みに今なお苦しめられている者です。

今回は、さも冷静なふりをしつつも、
自分のお尻の症状や対処法を分析&考察し、
お役に立つ情報をお届けしてまいりたいと思います。

痛み&違和感と格闘しながらの執筆です。

ぜひこの記事、私が結末まで座って書いていられるかどうか・・・
気になるあなたは、ぜひ最後まで見届けて行ってくださいね!

目次

座るとおしりが痛い!特に坐骨のあたり!!

これが本当に笑い話でもなんでもないから恐ろしいのですが、
座っていながらある角度・ある姿勢を取っただけで、


激痛に見舞われることがあります。

意識してみると、それはだいたい「立ったり座ったり」といった
動作のときに起こりやすいものです。

でも、急に何の前触れもなく、お尻が痛くなる理由が特段思い当たらず、
最初、私は気にしすぎているせいなだけで、
きっと時間が経てば治っていくに違いないと思っていました。

多くの経験者は、座るとおしりが痛いのは、
尾てい骨とか坐骨といった比較的皮膚が薄くなっている部分が圧迫されたり、
うっ血したりしているのではないかと思いがちです。

ですが、お尻の病気には、骨の骨折や嚢腫だけでなく、
痔瘻といったものまであり、放置しておくと致命傷になりかねません。

おしりの骨が痛いとき、長時間座ると参ってしまいますので、
油断は禁物です!お尻に同じような症状を抱えていらっしゃる方は、
早めに病院へ行きましょう!

尾てい骨が座ると痛いのには原因があるの?!

実際のところ、座りすぎる傾向のある人は、
尾てい骨が痛くなりやすいものと言われています。

というのも、座るという状態は、
ほぼ体重の全てをお尻が受け止めることとなるからです。

ごくまれに尻餅をついて仙骨(いわゆる尾てい骨の先端の尖った骨)を
骨折する方もいらっしゃるようです。

そうでなくとも、肛門や直腸、女性であれば子宮といった内臓による痛みも、
尾てい骨の痛みであると勘違いしてしまうこともないわけではありません。

もし本当に座りすぎだけが原因で尾てい骨が痛いのであれば、
座る時間を減らしてみると改善することもあります。

のちほど順を追ってみていきますが、
お尻をマッサージをしたり、温めたり、
専用のクッションを敷くというのも取り得る手段です。

それでも、痛みが解消されないようなら、
やはりどこか別のところに大きな原因が潜んでいる可能性が出てきます。

尾てい骨が立ち上がる時痛いのはどうして?

私も病院へ行くまで、圧迫やうっ血が原因で尾てい骨が痛むのであれば、
その状態(つまり座っている状態)を脱する行為である「起立」するのに、
どうして尾てい骨が痛くなるのだろうと不思議に思っていました。

ちなみに、タネ明かしをしますと、私が人生初の肛門外科で告げられたのは、
「尾てい骨付近にできた嚢腫、あるいは血の塊」が原因となって
痛みが起こっているとのことでした。

つまり、私の場合、立ち上がるときにどうしてもお尻の筋肉が動くので、
それに伴ってデキモノに刺激が加わり痛みを引き起こしていたのです。

CTスキャンで確認したところ、デキモノのサイズはわずか0.8mm程度、
そしてこれが厄介にもお尻の外皮からは少し奥まったところにできていました。

抗生物質と痛み止めで様子を見て、痛みが治まらないようなら、
注射器でデキモノの中身を吸引するという治療方針になりました。

そして、今ようやく抗生物質をすべて飲みきったところです。

こんな小指の先程度のデキモノによって、
じっとしていられないほど苦しめられることになろうとは、
症状が出る前の私には思いもよりませんでした。

疲れない座り方で勉強することが何よりも重要なワケ

疲れない座り方で勉強すること以上に
重要なことはないと断言できるくらい、座り方は大事です。

そのワケは、ちょっとの間、疲れを我慢すればいいやという
安易な気持ちが、あとで取り返しのつかない事態を招きかねないからです。

もちろん、嚢腫でも痔瘻でも骨折でもないとはいえ、
座り続けているとお尻はだんだん疲れてくるもの。

同じ姿勢で座り続けたために、腰痛を発症したり、
肛門がうっ血して「痔」になりやすくなってしまっては元も子もありません。

ほかにも、座面とくっついているお尻の部分が変色してしまったり、
ガングリオンと呼ばれる「脂肪の塊」ができてしまうこともないとは言い切れないのです。

疲れていることを棚に上げて無理な姿勢で座り続けた結果、
私は今、悲惨な目に遭っています。私が生き証人です。

悪いことは言いません。今から即疲れない座り方を実践しましょう。

具体的には、

①疲れてきたときは、立ち上がってしばらくお尻の筋肉をほぐす。

②低反発素材やドーナツ型になった疲れにくいクッションを使用する。

③たまには立ったまま勉強してみる(スタンディングデスクがおすすめ)、

等の方法がうってつけです。

坐骨神経痛に効果的なマッサージ方法とは?

坐骨神経痛に効くマッサージは、おしりのコリをほぐしてあげるようにすることが肝心です。

とはいえ、お尻は手が届きにくく、力を入れにくいため、直接手もみするのは難しいですよね。

そんなときは、寝転がってお尻の下に「テニスボール」を置き、
その上でお尻を転がすようにすれば、誰でも簡単にマッサージすることができます。

もちろん、リラクゼーションサロンや整体院で、
きちんとしたマッサージを受けるのが最善策ですが、
お風呂に入って温めるだけでも随分と坐骨神経痛がラクになるので試してみてください。

また神経痛には、ビタミンB12が効果的です。

市販のビタミン剤で補ったり、しじみやアサリ、
牛や鳥のレバーで摂取することも改善が期待できます。

まとめ【尾てい骨の痛みが突然やってきたら・・・】

尾てい骨の痛みがある日突然やってきたら、
とにかく迷ったり臆することなく、一刻も早く病院へ行きましょう。

素人考えや自己判断で放置すれば、
結果的に時間も費用も治療も大変なことになってしまう恐れがあるからです。

人間、いつ自分の身に災難が降り掛かってくるかはわかりません。

そして、明日は我が身であるということを、
もっと認識しておく必要があると言えます。

はい、かくいう私が反面教師です。

だから、未だに、お尻の痛みに悩まされています。
・・・もう自業自得としか言いようがありません。

というわけで、尻すぼみの感が否めませんが、
私のお尻に免じてそこのところ、どうかお許しください。

皆さんも、どうぞお尻をいたわった生活を心がけてみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!