セーターのチクチクなくす方法は、意外と簡単です。
・肌を保湿する
・静電気を逃がす
・毛糸の繊維は細いものを選ぶ
・セーターの洗濯は、洗剤が残らぬようしっかりすすぐ
・セーターについているタグがあれば外す(特に首元)
などなど、誰でもすぐできることばかりです。
セーターを着る冬場は、空気が乾燥しますし静電気も起きやすいですよね。
特に、肌が弱い人や乾燥肌の人はセーターの摩擦に敏感に反応するので、
余計かゆくなることが多いです。
でも、寒くなってくるとお気に入りのセーターを着たい!お洒落したい!
と思う方はたくさんいることでしょう。
でもでも、チクチクするのは嫌・・・出来るならチクチクしないで着たい・・・
と思う方も多いはずです。
こんな風に、セーターのチクチクにイライラせられるのはできれば避けたいはず。
ということで、ここからはセーターがチクチクする原因やその対策など、
解消法も合わせてご紹介していきます。
是非、参考にしてくださいね。
目次
セーターのチクチクの原因ってなに?何か対策法はあるの?
セーターがチクチクする原因は、次の通りです。
・素材
・繊維の太さ
・肌質、肌の乾燥
・残った洗剤や柔軟剤
・静電気
中でも、ニットの繊維の太さはチクチクの大きな原因になっています。
例えば髪の毛で言うと、太い髪の毛は何も手入れしていないと
ごわごわした感じを受けると思いますが、細い髪の毛は柔らかさを感じやすいですよね。
でも、太い髪の毛でも保湿をしっかりして整えると、
ごわごわではなくコシのあるしなやかな髪に感じられます。
つまり、繊維が太くてもそれなりに対策をとれば、
ある程度のチクチクは軽減できるということです。
このように、あらかじめはっきりしている場合は対策しやすいですが、
もし原因がわからない場合は一つ一つ確認をしていくしかありません。
まずは、原因を突き止めて的を絞りましょう。
セーターのチクチクを対策するには、それが一番の近道です。
それと、冬は外は寒く室内はとても暖かいので、
寒暖差によっても皮膚がかゆくなりやすくなっています。
体調や加齢によっても、かゆみを感じやすくなるので、
セーターのチクチクをなるべく抑えてカバーしていきたいですね。
セーターのチクチクは柔軟剤でなくなる?!使えばわかるチクチク解消法
柔軟剤でセーターのチクチクはかなり軽減します。
柔軟剤は知っての通り、繊維を柔らかく仕上げる効果があります。
これはもちろん、セーターの繊維にも同じ効果があります。
それに、柔軟剤にはチクチクの原因になる
静電気を防止する効果もあるのでおすすめですよ。
ただし、セーターを洗濯する時にはしっかりすすぎをしてくださいね。
洗剤や柔軟剤が残っていると、かゆみや肌荒れの原因になります。
それともう一つ、柔軟剤に似た役に立つアイテムがあります。
それは「酢」です。
セーターのチクチクには酢も効果があります。
使い方や効果は、柔軟剤とほぼ同じ。
洗濯した後のすすぎの時に、酢を1/2カップ入れるだけです。
あとは、しっかりすすいで終了です。
どうやら酢には、繊維のキューティクルを引き締める効果があって、
繊維を傷みにくくしてくれるので毛羽立ちや静電気防止になります。
さらに、消臭効果も期待できるんだとか!
冬は着込んだり室内での飲食が増えるので、
セーターにも臭いがつきやすいです。
そんな時はぜひ酢を使って、
消臭にチクチク解消に役立ててくださいね。
セーターがチクチクしない素材がある?!どんな素材を選べばいいの?
セーターには、チクチクしない素材やしにくい素材があります。
天然素材でいうと、コットンやシルク100%が代表的です。
カシミヤ100%も、繊維が細く柔らかい感触でよく知られていますよね。
化学繊維ならポリエステル、レーヨン、ナイロンなどです。
アクリルのセーターも、ほとんどチクチクしません。
ただし、化学繊維は静電気が起こりやすいのが難点です。
それと、化学繊維のセーターを選ぶ場合は、
混合素材の有無の確認を忘れずに。
ウールなどのチクチクする素材が含まれていると、
化学繊維の比率が多くてもチクチクしやすいので注意が必要です。
買う前には、セーターのタグを要チェックですね。
ウールやアルパカは繊維が太く、チクチクしやすいです。
もし「どうしてもウールのセーターがいい・・・でもチクチクは抑えたい」と、
どっちも叶えたいのであればメリノウールがおすすめです。
繊維が普通のウールよりもずっと細いので、チクチクを感じにくいですよ。
セーターの素材選びは、チクチクするかしないかの大きな関門になります。
肌質とも相性もありますし、普段着ているセーターと同じ素材のものを選ぶなど、
その都度確認を行うとチクチク回避できるのでいいですね。
セーターのチクチクは着こなし一つで変わるもの?おすすめの着方はある?
セーターのチクチクは、着こなしでだいぶ変わります。
着こなしその①インナーを着る
チクチクしない素材をインナーに選べば、肌への刺激は軽くなります。
ただ、冬は着込むことが多いので着ぶくれが気になりますよね。
そんな場合は、付けタートルや付け襟がおすすめです。
簡単に説明すると、首まわりの部分しかないタートルネックや襟のことです。
こちらをインナーにすれば、腕まわりや胸まわりがすっきりして着ぶくれしません。
それなのに、首周りのチクチクは解消されるという優れものです。
ただ、これは首周りだけの話。
腕やお腹がチクチクなら、着ぶくれ覚悟で普通のインナーを着ましょう。
着こなしその②ゆったりしたセーターを着る
体に密着しないセーターを選んで、肌への接着を減らします。
大きなサイズを着るファッションもありますし、取り入れやすいですね。
着こなしその③「チクチクしない」という商品を着る
「チクチクしないセーター」とうたう
無印良品やユニクロなどの商品を試してみても良いかもしれません。
もしかしたらこの商品で、一発解決してしまう可能性もあるかも?!
以上、3つの着こなしをご紹介しました。
お洒落とチクチク対策をうまく両立させるためにも、
着る素材を軸に着こなしも合わせて活用してくださいね。
まとめ
セーターのチクチクは、誰にでも一度は経験があるのではないでしょうか。
かく言う筆者も、毎年秋から冬にかけて悩まされます。
過去にセーターのチクチクで肌荒れした経験があるので、
なるべく肌の保湿と部屋にいる時は加湿器を付けるなど注意をしています。
歳には抗えないので、加齢によるかゆみはもう諦めていますが(笑)
それ以外は、非常に簡単でどれもすぐに対策ものばかりなので、
心配な方は全部やってみても損はないと思いますよ。
セーターのチクチクを解消して、快適な着心地を手に入れてくださいね。