DINKSにおすすめの物件は戸建て?それともマンション?

DINKSは戸建てに快適を求めてもいいの?

DINKSが家を買うとき、やはりマンションよりも戸建てに憧れる人が多いと言えます。

それもそのはず、マンションのような区分所有建物は、
自分のものであるのに、自分の意のままに何でも行うことができないところに、
歯がゆい思いをすることもよくある話だからです。

つまり、敢えて戸建てを買って、
快適さを重視したライフスタイルを送ろうと考えるDINKSも少なくありません。

前回、【dinksの貯金は月にどれくらい?平均10万って本当?!】の
記事でDINKSの懐事情について触れていきましたが、
今回は、「DINKSと戸建て」について、
あらゆる角度から掘り下げたお話をさせていただきたいと思います。

dinksの貯金は月にどれくらい?平均10万って本当?!

目次

DINKSがターゲットとすべき戸建ての間取りとは?

子供がいない夫婦2人だけの家族構成となるDINKSにとって、
理想的な住まいの間取りは、それぞれのプライベート空間を確保した上で、
ともにくつろぐことのできるリビングがあるといったものが定番です。

LDKよりも、2LDK、もしくは2DK以上の物件に人気が集まるのもそのためだと言えます。

戸建ての場合でも、いわゆる「狭小住宅」でも、
2つ以上個人の部屋数があれば、問題なく暮らしていけるはずです。

最近は、1階部分がガレージとなっている建売住宅も多いので、
2階部分をリビング・ダイニング・キッチン、
3階にそれぞれの部屋というのも、おすすめできます。

DINKS向けの戸建ては注文住宅しかないの?

結論から申し上げますと、全くもってそんなことはありません。

ですが、注文住宅は、間取りや設備の自由度が高いこと、
オーダーメイドな理想的な空間を実現できるとあって、
工期が長くなってしまうだけでなく、費用がかさむことは致し方ありません。

それでは、注文住宅にはデメリットしかないのかというとそうとも言い切れないのです。

たとえば、大手メーカーが一気に作ってしまう建売住宅は、
それだけ欠陥住宅のリスクが高くなると言えます。

また、自分の希望とは違った作りや間取りを甘んじて受け入れることとなり、
いざ実際に生活してみたときに、やっぱり生活しにくいといった違和感を覚えることもあるからです。

多少の出費が増えても、注文住宅で戸建てを買うことは、
DINKSにとって大きな意味があるに違いありません。

DINKSが戸建てにかける予算はおいくら位?

DINKSは、夫婦それぞれに収入があるので、
比較的戸建て住宅を購入する際の予算を高く設定することが可能となります。

夫も妻もフルタイム勤務の正社員である場合、
5000万円程度であれば、住宅ローンが下りることもあり、
そこに頭金を入れて、6000万円以上の戸建てを購入することもできるのです。

もちろん、場所にこだわらず、贅沢を言わなければ、
いくらでも費用を抑えられるので、その分だけ予算も安く済みます。

一般的には、20003000万円前後の範囲を予算としているDINKSが多いようです。

dinksが戸建てを買うなら中古or新築どっちがいいの?

こればかりは、それぞれの夫婦によるとしか言いようがありません。

DINKSが戸建てを持つメリットとデメリットは、以下のようになっています。

たとえば、中古の戸建て物件のメリットは、
リフォームすればほぼ新品同様にすることができ、
予算は抑えながらも快適な暮らしが実現できるところがメリットと言えます。

また、新築戸建て物件のメリットは、もちろんすべてがまっさらなので、
気持ち良く住み始めることができることが挙げられます。

逆に、中古の戸建て住宅のデメリットは、
老朽化によるトラブルが起こりやすい状態と言えますので、
メンテナンスや修理の費用がかかってしまうことがあると言え、
新築の戸建て住宅についても、
費用がかなり高くなってしまうといったデメリットがついて回ります。

どれに重きを置き、何を妥協するのか、その当たりを決定要因にすることが大切だと言えそうです。

DINKSは戸建てを購入しても持て余さない?

はい、実際、それぞれのプライベート空間がある家庭よりも、
六畳一間などで暮らしている家族の方が絆が強くなったり、
たくましく生きることができると言われることがあります。

つまり、すれ違おうにもすれ違うことのできるスペースがないことが原因です。

その点、2人暮らしが前提のDINKSが広々とした戸建てを購入して住んでしまったら、
夫婦仲に何らかの影響があるのではないか、
あるいは、家が広すぎて、持て余してしまったり、
掃除が大変なんじゃないかといった懸念が浮上してくることでしょう。

でも、心配には及びません。

DINKSは、そもそも夫婦が同等の立場で自立しているため、
それぞれを尊重しながら生活しています。

きちんと家事分担を行っている夫婦も多く、
持て余すような使い方をしないよう、あらかじめ話し合った上で購入するからです。

また、すれ違う可能性よりも、むしろ、
それぞれが自由に自分の時間を過ごすことのできる空間の維持が、
DINKSの仲睦まじさの秘訣とすることができます。

DINKSが戸建てを買う理由は配偶者への気持ち?!

相続する子供もいないのに、DINKSがそれでも戸建て住宅を買う理由は、
妻なり夫なり配偶者に対する気持ちの顕れと言えなくありません。

もしも、自分に何かあった場合、パートナーが困った事態に陥ってしまうのではないか、
またそのとき、子供もいないので、助けてくれる人がいないかもしれない。

でも、住む場所さえとりあえずは確保できれば、きっと何とかなるに違いない!

そんな相手を思いやる気持ちから、
戸建て住宅を購入するDINKSは珍しくないと言えます。

不動産があれば、お金を借りることもできますし、
売却すれば、それなりにまとまった金額のお金を手に入れることができます。

困った時、不動産があるかないかで随分とその結果が違ってくるのです。

DINKSには戸建てはやっぱり広すぎる?

さきほどもお話させていただいたとおり、
広々した建売住宅を購入してしまえば、
確かに夫婦二人では広すぎると感じることがあるようです。

ですが、最近は、DINKSや少人数家族、
あるいは単身者向けの戸建て住宅ブランドを展開している住宅メーカーも増えつつあります。

気になるあなたは、一度、自分のニーズにあった戸建て住宅を調べてみるのも良いかもしれませんよ。

DINKSが戸建てを買うなら断然注文住宅がおすすめなワケ

繰り返しになってしまいますが、多少の予算の変動があっても、
DINKSだからこそ、こういう暮らし方がしたい、
自分たちの生活はこういうスタイルといった確固たるものが決まっている人の
「理想」を形にすることができるのが、注文住宅です。

とにかく型にはまらない、唯一無二の暮らし方ができるのが、注文住宅と言えます。

たとえば、猫を飼っているご家庭でしたら、
猫が住みよい戸建て住宅とすることも、注文住宅なら実現できるのです。

まとめ【DINKSに戸建てはもったいない?!

 いかがでしたか?

確かに、DINKSに戸建てはもったいないという意見があるのも事実です。
でも、それは個人の主観によるものであり、何の根拠にもならないと言えます。

もったいないかもったいなくないかは、それぞれの夫婦が決めれば良いのです。

もちろん、先立つものがあって、ちゃんとした家計管理ができていることが大前提となりますので、
そのあたりがきちんとできていないようでしたら、少し時期尚早だとも言えなくありません。

とはいえ、目前に迫った消費税増税がほぼ確実になってきました。
大きな買い物はなるべく増税前にしておきたいのもまた事実です。