私の家族の血液型は全員B型です。
誰ですか?全員B型と聞いて眉をひそめているのは。
日本では血液型性格判定が定着していて、
B型は何となく肩身が狭かったりします。
ところで、夫がB型、妻がB型の場合でも、
子供がO型になる場合もあるのをご存知ですか。
血液型の基礎知識とその検査にかかる費用についてお知らせします。
目次
血液型を調べる方法
一般に血液型と呼ばれているのはABO式血液型です。
私たちは、両親からA、B、Oの
血液型を司る遺伝子をそれぞれ一つ貰います。
このため人は両親からもらった血液型を司る遺伝子を
二つ持っていることになります。
それゆえ、各自が持つ遺伝子のタイプは
AAとかABとかAOという形で表現することができます。
ここで重要なのが遺伝子には優劣があるという事
A、B、OのうちA、Bが優勢で、Oが劣勢なのです。
どういうことかというとAOの場合は血液型は
A型、BOはB型、BBはB型、ABだとAB型といった具合です。
血液型がO型となるのは遺伝子が両方ともO型のOOの場合だけです。
この血液型を調べるのは、赤血球の表面になる抗原のタイプを調べます。
近年は簡便に判定できる検査キットが普及しているため、
必要があればその都度調べるようです。
■血液型が不明の場合もあります。
一歳以下の赤ちゃんの場合は血液型がわからない場合があります。
血液型を調べるには、赤血球の表面にある抗原や、
血液中にある抗体を調べる方法があります。
しかし、1歳未満の赤ちゃんの場合は血液検査の結果が安定しません
判定の決め手となる抗体が作られている途中だったりするためのようです。
赤ちゃんの血液型は一歳くらいになるまでは、確定しないということですね。
■血液型の検査はどこでできるのか
血液型は何処で検査してもらえるのか?
最近は産婦人科で、赤ちゃんの血液型を教えてもらえなくなったと聞きます。
検査は、キットを使って簡単にできるのですが、
先に書きましたように一歳までは血液検査の結果が安定しません。
このため、出産後に産婦人科では血液型を教えてくれないところが増えました。
お母さんの中には保育園等に申請する書類に
血液型が書けないと悩む人が増えているようです。
血液型の検査自体は、検査キットができて簡単になりました。
このため、小児科や耳鼻科など委員を訪れた時に頼めば、
あっさりと検査してくれます。
■血液型検査費用
しかし、検査として依頼すると健康保険の対象となりません。
それゆえ、検査費用として3,000円程度を請求されることが多いようです。
そのうえ、初診料等も請求されて金額がかさむ場合も多いようです。
血液型の検査費用は、先に書きましたように3,000円程度が多いようです。
これに初診料等も加算されて金額がかさむ場合が多いようです。
■血液型を調べる必然性
それでは、赤ちゃんのうちに血液型を調べる必要があるのでしょうか。
答えはノーです。現在は必要が荒れば即座に血液型を検査することができます。
健康な赤ちゃんを血液型を調べるために
病原菌が飛び交う小児科に連れて行く必要はないでしょう。
保育園の申請書等に、血液型欄があっても無理に記載する必要はないはずです。
※中には血液型の記載を必須としている施設もあるようですのでご注意を。
医療機関では治療等で必要な時にはその都度検査してくれます。
■血液型を無料で調べる
血液型を調べる料金は委員によって異なります。
それは病院に寄って初診料や診察料が異なっており
それらの金額が上乗せされるためです。
標準的な医院で検査した場合3,000円~5,000円必要です。
血液型は強いて知っている必要はないと書きましたが、
書類に記載欄がある場合もあります。
どうしても、血液型を知りたい場合は、
他の病気で通院した時についでに調べてもらうのがお勧めです。
例えば、風邪で通院した時に検査をお願いすれば、
初診料等は風邪の診療で支払っていますので、安上がりになります。
また、血液監査は保険適用外ですが、
医師が医療上必要と思えば保険診療の対象となります。
鼻水が止まらない症状で通院した時にアレルギーと一緒に
血液検査を行ったら保険の対象となる場合があります。
風邪で通院した時に、
白血球の検査を行うついでに血液型の検査を依頼するのもいいでしょう。
市町村等の自治体によっては、
小児の医療費は補助金等の助成が付いて無料となっている場合があります。
そのような自治体の医院で、医師が医療上必要と判断したケースでは、
血液型を無料で検査してもらえるわけですね。
いかがでしたか、血液型は必ずしも知っている必要はありませんが、
書類で記載欄があることも。
そのような時のために、
風邪をひいた時などについでに血液型を調べてもらったておけば便利ですね。