長い人生、生きていれば、良いことも悪いこともありますよね。
人によっては、そういった一喜一憂させられる出来事に直面したとき、
思い込みが激いくなってしまったり、
ついつい考えすぎてしまったりするといった悩みがあるようです。
しかしながら、思い込みが激しかったり、考えすぎる人に対して、
それがすなわち「マイナス思考・後ろ向きな性格」であるとの
レッテルを貼って好奇な目で見ることは間違っています。
医学や心理学といった分野の研究では、
否定的に捉えられがちな考えすぎる人や思い込みが激しい人だからこそ、
じつは良い結果を享受できるといったメリットがあるのです。
今回はそんな物事を深く考えすぎる&思い込みが激しい人の特徴や悩み、
改善方法を徹底調査していきたいと思います!
目次
そもそも考えすぎる人の思考ってどうなってるの?良くないと言われる理由
考えすぎる性格は、生まれつきの人もいれば、成長の過程を経て、
少しずつそのようなパーソナリティを確立させていく人など、
さまざまなタイプがあることが分かっています。
とはいえ、考えすぎる性格の人は、
できることならその性格を直したいと思っていることが圧倒的に多いようです。
そして、自分は病気ではないかと思い悩んでしまったり、
その癖を直さなければと、まさにその思考傾向自体を
自らの短所であると考えてしまう人も珍しくありません。
事実、考えすぎたことによって、恋愛や就職といったシーンで
実際に失敗してしまっただとか、ときには、
英語で話さなければならないといった場面で、
「理解してもらえなかったらどうしよう・
自分の発音は美しくないんじゃないか」といった心配や
懸念が先立ってしまい、結果、損をした、
実力を発揮できず、失敗してしまったという話もあります。
いつも同じように、考えをめぐらせていますと、
常に頭をフル回転させることとなるので、
頭の中は、エンスト状態になってしまいます。
そして、結果的に疲れてしまうのです。
考えすぎることが身体に与える影響として、
たとえば女性であれば、想像妊娠という現象が起こり、
実際に生理が遅れてしまう人もいます。
ほかにも、悩みすぎることで、
逆に不正出血が続き、貧血や体調不良を引き起こすこともあります。
もちろん、考えすぎる癖をなおすには、
それなりに自助努力も必要となってきますが、
それ以前に気づいた周囲の人が、
考えすぎる人への適切な対応を取ってあげることによっても、
改善が見込まれたりする、
案外シンプルな問題解決ができる場合もあります。
すなわち、考えすぎる人の思考が理解できなくとも、
寄り添ってあげることで、事態が良い方向に動き出すわけです。
嘘か真か、医者は心配しすぎる患者のカルテには、
そのような傾向があると書き込んでいるといったことを耳にしたこともあります。
その思い込みが体に影響する?考えすぎる人だからこそのメリットがあった!
思い込みが激しい原因は、前述したようにさまざまありますが、
どちらかといえばネガティブなことと思われがちです。
ですが、実は、それがそんなに一筋縄ではないといったことも分かってきたのです!
たとえば、思い込みが激しいからこそダイエットが成功したり、
痩せたという人もいます。
これは、思い込みによるプラシーボ効果が功を奏した良い例です。
ほかにも、考えすぎる人の長所として、とにかく物事を突き詰めるといった
集中力とへこたれない持続力を持ち合わせていることがしばしばですので、
そういった特殊な能力を活かして、
まさにノーベル賞を受賞してしまうくらいの大発明をしたり、
世界を舞台に活躍する天才となる可能性も秘めているのです。
ここから学ぶべきことは、心と体は切っても切り離せないものであるということ、
そして、それが得手・不得手いずれの要素として出現してくるかは、
個々人のやり方次第であるということです。
思い込みを消す方法はある?変える・減らすその方法!
では、特殊な天才・偉人はさておき、考えすぎたり、思い込みによって悩んでいる一般人が、
その思考を消したり、変える、あるいは減らす方法はあるのでしょうか?
まず、思い込みを減らすには、思い込んでいるといった考えを捨てるところから始まります。
思い込んでいるからミスをしてしまうんじゃないか、
病気なのではないかといった否定的な気持ちに陥ってしまうことから、
自分を解放してあげるイメージを持つ必要があるのです。
その対策としては、一旦、ミスを防止しようという焦りやプレッシャーを忘れることです。
そして、ミスをしてしまった場合に、そのときミスが確定的な事実となってから初めて、
問題解決のための方法を考える、あるいは、その原因を探るようにしましょう。
出た結果に対して考えるといった思考訓練を実行していくことで、随分楽になることができますよ。
そして、少しずつ自然に、考えすぎる・思い込むといった呪縛から解き放たれていけば大成功です!
思い込みとは、潜在意識の中にあって、それは外的な要因とはほとんど関係がありません。
それを根拠に、全く同じシチュエーションや事象でも、
考えすぎる人の性格であれば、パニックになったり、
ずっと悩み続けることになりますが、そうでない人は、
何食わぬ顔をして、デーンと構えていられるのです。
確かに、本当に病気が潜んでいる可能性がないわけではありませんが、
一度考えすぎる性格を直したいという気持ちに正直に向き合って、
「考えすぎることを考えすぎないぞ!」と
自己暗示をかけることを最優先されることがおすすめです。