年賀状で使える一言!ビジネスとプライベート、ちゃんと使い分けていますか?
毎年12月になって焦らされてしまうことの1つが、
年賀状の作成だったりします。
友達関係は今ならLINEや電話で簡略化することができても、
先輩や会社関係、恩師などには、マナーとしてきっちりと
年賀状を出す習慣を取っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、毎年毎年同じ一言メッセージを添えるのも芸がないだけでなく、
ルーティーンのように思われてしまっては元も子もないですよね?
今回は、そんな年賀状に書きたい一言に悩んでいる人向けに、
差し出す相手の立場や自分との関係性によって考えられるバリエーションと、
不愉快にならないような内容の選出方法についてお話させていただきたいと思います。
目次
年賀状の一言よく見る「ご自愛ください」とは?誰にでも使える?
よく使われることのある「ご自愛ください」ですが、
特に目上の人に対して使っても問題ありません。
それどころか、あなたの思いやりややさしさを感じることができますので、
ワンパターンになりがちな添え書きに存在感を出すことも期待できます。
年賀状の一言、恩師宛でベストな添え書きって?
お世話になった先生に宛てて年賀状を書くときには、自分が学生だった頃のこと、
すなわち先生が現役だった頃のエピソードなどを思い起こしてしたためてみることがおすすめです。
というのも、恩師も数多くの生徒を見てきたので、
すぐにあなたのことを思い浮かべることができないかもしれないからです。
そんなとき、「学生時代にこんなことをして先生にご迷惑をおかけした○○です」であったり、
「今でも先生のしてくれたことに感謝しています」「あのときのこんな対応に救われました」といった
具体的な出来事を盛り込むようにすれば、きっと、
恩師も「ああ、あのときの生徒か」とあなたのことを思い出しやすくなると言えます。
その後、実際にお会いすることになったとしても、
年賀状をきっかけに、あなたのことをすぐに認識してくれると思いますよ。
年賀状に一言添えたい、健康を気遣ったおすすめのフレーズ!
先にご紹介させていただきましたように、
「ご自愛ください」はヘビロテ必須のフレーズとして有名ですが、
ほかに健康を気遣う言葉がないか調べてみました。
具体的には、「お元気でいらっしゃいますか?」「いかがお過ごしですか?」
「お変わりございませんか?」といったものが無難なようです。
とはいえ、すでに健康を害していたり、
闘病・入院中の方などに対して使うことは絶対にNGですので気をつけておきましょう。
年賀状の一言メッセージで会社の先輩に添えると高感度が上がる言い回し3選
いつも会社で会っているとはいえ、
先輩にもあなただけでなくたくさんの後輩がいることでしょう。
そんな大多数いる後輩の一人としてではなく、先輩から目をかけてもらえるような、
先輩の心の琴線に触れるような一言メッセージを添えることができれば、
仕事がやりやすくなるだけでなく、
あなたに対する評価や口コミもより良いものとするきっかけになるかもしれません。
例えば、日頃から世話を焼いてくれる先輩であれば、そのことを感謝していること、
また先輩のおかげで今の自分があり、
ここまで成長できたといったことを盛り込むと先輩も悪い気がしないだけでなく、
もっと面倒を見てあげたいと思ってくれるかもしれません。
ほかにも、ちょっとクスッと笑えるような、
先輩とあなただけが遭遇したシーンや事件であったり、
おもしろエピソードを添えてみるのも、距離感が近くなることが期待できると言えます。
年賀状の一言は、社長にやる気をアピールできる絶好のチャンス
緊張することではありますが、社長宛てに年賀状を書くことによって、前年度の自分の反省点、
新年を迎えるにあたっての自分の意気込みをアピールする千載一遇の好機とすることが可能です。
あなたのやる気が社長に届けば、今後大きな仕事を任せてもらえるかもしれませんし、
出世のチャンスも近づいてくるかもしれないからです。
とはいえ、逆に失礼なことを言ってしまったり、マナーがなっていなければ、
マイナス印象を与えてしまいますので、ある意味では、
「諸刃の剣」であるとも言えなくありませんので、ご注意ください。
年賀状の一言に困ったら子育てを話題にして乗り切るのもOK?
子どもは毎年成長していきますので、年に一度出す年賀状での話題に困ったとき、
「子育て」は、誰もが頼りがちなテーマであると言えなくありません。
とくに、小学校に上がるまでの子どもの成長は目を見張るものがあり、
毎年新しいことを報告できるので、話題に事欠きません。
とはいえ、そればかりに固執してしまいますと、お子さんがいないご家庭の方であったり、
お子さんを亡くされたご夫婦、あるいは、独身女性に嫌悪感を与えることにもつながってしまいます。
しかも、面と向かって言われることはなくとも「親バカだな」と
思われてしまうかもしれませんので、ほどほどにしておきたいものです。
年賀状で一言「子供が生まれた」と報告する場合気をつけたいこと
子どもが生まれたということはとてもおめでたいことであり、
誰もに報告したいと思いがちですが、
その場合に気をつけることがないわけでもありません。
具体的には、まだ生まれたばかりの子どもの場合、
生まれてすぐに亡くなってしまうこともないわけではないからです。
さらに、子どもを死産してしまった人やそういった方が
ご家族や親戚・友人にいる人、
また、不妊治療中で子宝に恵まれない人の存在は、
現代社会では決して珍しいことではありません。
昔と比べて、「子ども」に対する感情は、
繊細かつナイーブなものとなってきていますので、
無神経に取り扱うにはリスクが高いテーマであると言えそうです。
あなたにとっては嬉しいこと、喜ばしいことであっても、
それを快く思うことのできない人がいるということを認識しておくといったことも、
気遣いの1つかもしれませんね。
まとめ 年賀状に添える一言は、子供の成長だけになりがちですが・・・
いかがでしたか?
年賀状といえば、毎年凝ったものを送ってくる方もいれば、
ありきたりな定型句だけ、形だけ整えて送っているという人もいらっしゃることでしょう。
とはいえ、送る相手によっては、添えられた一言によって、
微笑ましい気持ちになる人もいれば、
そうでない人もいるということを念頭に置いておきたいものです。
特に、すぐに「年賀状=子ども」といった考えになってしまいがちな親御さんは、
それだけに終始するのではなく、送る相手の健康や近況に触れたり、
昔の思い出を添えるなどすることで、
無難に新年のご挨拶をすることができますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
以上、年賀状の一言メッセージにまつわるよもやま話でした。