なぜ世間でストロングゼロがやばいと囁かれているのでしょう。
それは、悪酔い被害増加中なこと、依存性に関しても警鐘されているからです。
悪酔いにとどまらず、健康被害も報告されているストロングゼロ。
世間では、危険なお酒として話題になっています。
私は、チューハイ飲むなら果実系推しです。
今までお酒で失敗するようなことはなかったのですが、ストロングゼロでは、初めてやばい経験をしました。
それは、夏に友人一家とバーベキューをした日のことでした。
子供たちの相手をしながら、焼いたり、食べたり、飲んだり。
選んだお酒はストロングゼロ。
初めて飲むわけではなく、以前も飲んだことがあり、果実感といい、ガツンとくる感じといい、お気に入りでした。
焼いたお肉にもすごく合って、爽快感が最高でした。
夏最高!バーベキュー楽しい!!と気分は絶好調。
しかし、飲み始めて2時間くらいたったころでしょうか。
はじめは、「頭痛い気がするな・・・」という違和感からでした。
違和感が確証に変わり、頭痛い!気持ち悪い!しんどい!
まさかお酒のせい⁈と飲酒したことを後悔するほどでした。
あれは一体どうしてだったのか、その真相に迫っていきたいと思います。
目次
ストロングゼロで頭痛がおきる原因はなぜ?!その症状、軽視しては絶対ダメ!
飲酒中に起こる頭痛は、身体の中でアルコールの処理がうまくいっていないことを表すものです。
もうすでに悪酔いは始まっていて後戻りできません。
いわば、飲酒STOPのサインです‼︎
お酒のお主な成分はアルコールとお水です。
お酒を飲むと、アルコールは血液に溶け込んで肝臓に運ばれ、処理されます。
お酒が強い、弱いでも言い表すことがあるように肝臓が処理できるアルコールの量は個人差があります。
処理が追いついていかない状態になると、頭痛や動悸などの症状が出ます。
その症状を無視してアルコールを摂り続けると、嘔気や冷や汗などの症状が出現します。
もっとひどくなると意識が朦朧としたり、呼吸困難に陥ったりと怖い症状が出てきます。
この症状、急性アルコール中毒の症状です!!
アルコールで「酔う」というのは脳が麻痺している状態のこと。
その麻痺の具合が少しなら、気分良くお酒を飲める状態です。
しかし、麻痺の具合が、脳の広範囲に渡って行くと、身体にとって危険な症状が現れるのです。
ストロングゼロを飲んでこういった症状を経験された方、私だけじゃなく、結構いるようです。
中には、普段お酒に強い方も、ストロングゼロだけはどうしてもダメという方も・・・
ストロングゼロで悪酔い被害続出の裏側には、どんな理由があるのか探ってみました。
・口当たりの良すぎる爽快感と飲みやすさ
・安めの価格設定
・早く酔える
セールスポイントとも言えるこの3つにやばい理由が隠されていました。
ストロングゼロの悪酔いの原因は成分!?やばいの何か入ってる⁈
成分を確認しても、これといったやばいものは入っていませんでした。
明らかな悪酔いの原因になるものも含まれていません。
ストロングゼロは、ウォッカをベースとしたお酒です。
ウォッカと聞くと、強いお酒!と思われがちですが、「ストロング系」以外のチューハイにも使われています。
アルコール度数は9%!
アルコール度数5%前後のビールよりは高めですが、15%前後の日本酒よりは高くないです。
糖質をゼロにしている人工甘味料も、
他の糖質ゼロをウリにする炭酸飲料などにも使われているもの。
(例えば、コカコーラゼロや三ツ矢サイダーゼロなど)
はっきりと悪酔いの原因になるとは言いきれません。
しかしながら悪酔い被害増加中のストロングゼロ!
調べるうちに、アルコール依存症の患者さんの多くも「ストロング系」を好んでよく飲んでいることもわかってきました。
成分はそれほど悪酔いに影響しないことがわかりました。
しかし、調べていくとストロングゼロが売れる理由と危険性が隣り合わせであることがわかりました。
それは・・・✨
1. 口当たりの良すぎる爽快感と飲みやすさ
弾けるような炭酸と爽快感があり、ジュース感覚でついついゴクゴク飲んでしまいます。
炭酸による血行促進効果もあってアルコールの血中濃度は急上昇します。
空腹の時に飲酒するとアルコールの吸収が速くなります。
アルコール濃度の高いお酒を飲むと、アルコールの吸収がさらに加速され、血中濃度の上昇がさらに速くなります。
私がバーベキューのときに悪酔いした原因はここにありました!
ほとんど空腹の状態で、子供たちの相手をしながら(=動き回りながら)飲んだので、血行が良くなり、一気にアルコールの血中濃度が上昇。
暑さもあって、知らず知らずのうちに、飲んだ量も多くなっていたのです。
2.安めの価格設定
高いお酒ならゆっくり味わって飲もうと思いませんか?
しかし、ジュースとさほど変わらない価格であれば、飲み方もジュース感覚になってしまいがちです。
自分で飲むときも、友人と一緒に飲むときも、ついつい準備する本数も増える傾向にあります。
3.早く酔えること
アルコール濃度が高いので、酔いを目的としている人へは、少ない量で酔いが始まると人気の商品でもあります。
しかし、この「酔い」が危険なのです。
世間で危険視される理由もここが大きいのではないでしょうか。
アルコールには、依存性があります。
習慣的に飲酒すると、同じ量のお酒では酔えなくなり、酔いを求めて、どんどん飲酒する量が増えていきます。
麻薬や覚醒剤と聞くと大袈裟に感じるかもしれませんが、俗にいう「アル中」も麻薬や覚醒剤と同じように依存性を持つ病気なのです。
ストロングゼロは飲み方を間違えると、やっぱり危ないお酒だったのですね。
ストロングゼロの原液が売っている‼︎危険を回避して楽しむ方法をご紹介!
飲食店様向けにストロングゼロの原液が売っているんです!!
アルコール度数24%の希釈タイプ。
内容量1800mlで、開けても蓋ができるコンクタイプ!
希釈タイプなので、お酒の濃さも調整できますね。
大人数で飲む時には絶対お得な価格設定になっています。
ストロングゼロは、飲み方次第で、私たちの身を危険にさらす怖いお酒だということがわかりました。
口当たりも良く、糖類ゼロ、プリン体ゼロと世の中の流れにもマッチしているストロングゼロ。
いくら危ないと言われても、きっとまたあの爽快感を求めて飲んでしまいそうな魅力あるお酒です。
ストロングゼロがやばいとされる原因は、① 飲み方、②飲む量、③習慣の3つです。
でも、どこにもストロングゼロの安全な飲み方なんて書いないですよね。
ここで安全な飲み方を紹介します!
① 飲み方
空腹時を避け、食事やおつまみと一緒にゆっくり飲酒すると
アルコールの吸収がゆっくりになり、血中濃度も低く抑えられます。
② 飲む量
飲みやすさゆえ、飲む量も増えがちなストロングゼロですが、飲みすぎは注意。アルコール濃度が高めな分、飲んだ分だけ肝臓での処理に時間がかかり、悪酔いへと近づいていきます。
③ 習慣
美味しく、安く、酔いやすく、毎日飲むにはもってこいのお酒ですが、この習慣がNG。
体をいたわり、精神的にお酒に依存しないためにも休肝日を作るのがいいでしょう。
ストロングゼロは飲み方次第では危険なお酒になりますが、お酒の飲み方、自分の飲める量を把握すれば危険性を低くすることができます。
上手にアルコールと付き合えたらいいですね!